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第183回 東葛しぜん観察会
自然豊かな利根運河・理窓公園で春を満喫
日 時 2023年4月2日(日)
場 所 場 所:利根運河~理窓公園(流山市・野田市)
参加者 28名(内 子ども1名) 指導員:16名
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
    春の運河は5年ぶりで、左右の土手にはソメイヨシノやオオシマザクラの並木がみられ、この時期に土手にはアブラナがたくさん咲いているが 土手を崩壊させることで問題視されている。利根運河は草花の宝庫で理窓公園も自然が残されている素晴らしい所だがナラ枯れで苦慮しているようでした。

写 真 集

01  土手を黄色に彩るアブラナの花、その根はダイコンのように太くなり、
根が腐るとミミズが発生、それを食べるたモグラが集まり、堤防が崩れます

02  カントウタンポポ・セイヨウタンポポの違い、タンポポはたくさんの5弁花の集まりを観察など…

03  ロシアタンポポの根にはパラゴムノキからとれるものと同じ性質を持つ天然ゴムが含まれていて
自動車タイヤをつくる研究開発が進んでいるらしい

04  日当たりのよい道ばたや野原などに生えるノジスミレ、葉は毛深く手触りもフワフワして
基部が幅広く三角形に近い。

05  コウボウ(香茅)は稲の仲間で レモングラスのようなよい香りですね

06  ウラシマソウ(浦島草)ですね。小さい時は雄性で大きくなると雌性になり性転換します

07  珍しいヤドリギ(宿り木)を見つけて、これは野鳥の糞を通して
樹木に半寄生しながら繁殖との説明でした

08  ヤブツバキもよく咲いていてメジロなどが蜜を吸いに来る、匂いはどうですか?

09  太いコナラの切り株にカシノナガキクイムシの穿入孔を発見、ナラ菌がナラ枯れの犯人です。

10  ソメイヨシノの並木やオオシマザクラを観賞