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第358回 昭和の森自然観察会
生き物たちの冬支度
日 時 2021年12月12日(日)10:00~12:00
参加者 大人 10名 子ども 7名  指導員 9名 他 2名  合計 28名
担当指導員 小川 萩 川北
報 告 梅宮玲子(市原市)
  昭和の森では「千葉さとやまマラソン」も開催されている中、「生き物たちの冬支度」の観察会が実施されました。元気な子どもたちが次から次と生き物たちを見つけて、にぎやかな観察会になりました。ちょっと残念なのは、毎年 こもを巻いて生き物を観察していた大切なコナラにカシノナガキクイムシによるフラス(木くず)がみつかり、いずれ伐採されてしまうことでしょう。
写 真 集

01  冬の虫たちはどこにかくれているのかな。
少し浮いているケヤキの皮をはがしてみよう。
(カニグモ、ヒモミノガなど発見)

02  日当たりの良い野原ではモグラ塚がいっぱい。
この穴はどこまでつながってるのか棒で探ってみようよ。

03  モグラクイズ。モグラはお日様の光をあびると死んでしまうのでしょうか。
それとも大丈夫なのでしょうか。年長の男の子は大丈夫と答えました。(正解)

04  カラスウリの実をこんな風に穴をあけた犯人は、だれかな?どうしてこんなに赤いのかな?
(ヒヨドリが大好物なのでヒヨドリに見つけてもらうために赤いらしい。犯人は鳥)

05  ホソミオツネントンボが飛んでいました。ただいま越冬中。春になった青色に変身!

06  指導員が持ってきたカブトムシの幼虫。みんな興味津々。そっと戻してあげようね。

07  1か月前にコモを巻いておきました。どんな虫たちに会えるのかワクワク。
ムム、怪しい穴があちこち開いているぞ!

08  足元の木くず(フラス)は誰の仕業。コナラはだいじょうぶなのかなぁ。
(犯人はカシノナガキクイムシ)

09  集団越冬中のヨコナガサシガメとクヌギカメムシのゼリー状の卵を発見。

10  カシノナガキクイムシがナラ菌をもって木に入り菌の
作用で通水機能を失って枯れてしまうことを説明。