第183回昭和の森自然観察会 「どこかで春が・・・・」
開 催 
2007年3月11日(日) 雨〜晴 
担当指導員
岩澤とし子 後藤菊子 盛一昭代
参加者 
大人2名 指導員 23名 計25名
(報告 後藤菊子  写真 石嶋基次)
 今回の観察会は午前中雨の為、管理事務所での研修となり、午後は資料に従って園内の観察となった。最初にウグイス笛と風車を作り、笛の音を確かめ、風車で風の方向を確かめながら溜め池に出てメダカを確認した。葦・蒲の角芽や土手のオオイヌノフグリ・ギシギシとそれを食草としているコガタルリハムシや春の木の芽なども観察した。
春の小川ではカワニナやホトケドジョウを、菖蒲田ではニホンアカガエルの卵塊と寝ぼけ眼のアズマヒキガエルの成体を発見した。北斜面ではカタクリの幼葉を観て、階段の脇の穴には啓蟄を過ぎたせいかアズマヒキガエルの半眼の顔が観察できた。
 サクラの広場ではウソがサクラの新芽を啄んでおり、その声も聴かれた。コブシの蕾を一ついただき、花の構造を観察した。東風の吹く中、ウグイスの声を始め沢山の春に出会えて参加者の方々にも喜んで頂き楽しい観察会でした。