第169回昭和の森自然観察会「この木何の木」木の名札付け
開 催 日 
平成18年1月8日(日)
担当指導員 
井上一市・奥村昭・生井幸男
参 加 者 
大人18名 子ども3名 計21名
指導員23名   合計44名
* (報告 奥村 昭)
 昨日、昭和の森付近は雪が降ったようで、薄っすらと雪がのこっていました。今日の名札付けに当っては、空模様と参加人数が気になっていたのですが、雲ひとつ無い青空。楽しい観察会を予感させます。
 準備に当って、私はもっぱら名札作りと取り付け方に重きを置くことに決めていました。名札の材質形状については、泉自然公園にて見た間伐材斜め切りの名札が気に入り、その形状に決めました。
 次に取り付け方ですが、よく見かけるスプリングやプラスチックの緩衝材を如何にするかを考えました。最初はタイヤチューブの輪切りを考えたのですが、ゴムの60B平板を見つけ、これが使えそうだと買い求めました。
名札については昭和の森公園事務所で作ってもらうことにしました。作って頂いた材料はスギと桜でした。枚数は90枚。最初、自然にやさしいのは墨かと思い、試しましたが字が滲んでしまいました。そこでペンキやニスを塗ることも考えましたが、焼くことにしました。ペンキを選ぶに当っては、ペンキのメーカーさんに相談し、耐久性は微妙ですが、看板などの文字や絵を描くペンキにしました。 
 この時期なので、葉っぱや実がついている木も少なく、枯れ葉などを見てもらい、その木に付いていた様子を想像してもらいました。花芽、葉芽、樹皮の状態など今の時期で見られるものを出来るだけたくさん観察してもらいました。

 昨年の参加者数31名を考え、4コースの樹木を下調べの時に用意し、名札も準備しました。我々のコースは、天候を心配し名前を殆んど書いて名札を準備した為、参加者の方々には名札を書いていただけませんでした。実際参加者の方に書いてもらった他のグループでは、参加者の皆さんに大変喜んでもらったようです。

取り付け素材:
棕櫚縄、ゴム、竹ワッシャー         

取り付け完了