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第173回 東葛しぜん観察会
樹木の新緑と花の観察会
日 時 2022年5月8日(日)9時30分~12時、天気:晴れ
場 所 県立柏の葉公園(柏市)
参加者 一般参加者:23名、指導員14名
担当指導員 龍門・平田・小島
   この公園は樹種が多く 樹木の花をたくさん見ることができる所で 参加の皆さんには満足していただけたと思います。最初に「ヒトツバタゴ」で、続いて「全国みどりの愛護のつどい」に植樹された河津桜は大きく成長、ヤマボウシの白い花、クマシデ・アカシデの果穂のぶら下がりを見て、モミジバフウの並木では右側は大きな樹になっているが、左側は若木の感じで幹も枝も細く小さいのを見比べ、同じ時期に植えても土壌や根の張り、陽当たりや水はけなどの環境によって成長が違ってきます。

 
写 真 集

01  最初にナンジャモンジャの花を観て これはヒトツバタゴ、5月の新緑の中に
雪を被ったように円錐花序のたくさんの白い花が咲き 花は細く 花弁などを観察

02  2016年に「全国みどりの愛護のつどい」に当時の皇太子・皇太子妃が
植樹された記念碑のある場所で 大きく成長している葉桜の河津桜を見ました

03  ヤマボウシ:中央の球形の花を山法師の坊主頭に 4枚の花びらのように
見える総苞片を頭巾に見立てて名前が付きました

04  アカシデでは果穂のぶら下がりをみて 葉状の果苞がまばらに付く、
四手(紙垂)はしめ縄につける細長く切った紙のことです

05  谷筋に生えていることから「タニウツギ(谷空木)」の名で、
5~6月頃に可憐なピンク色の花を咲かせ、その美しさに心が洗われます

06  キリの場所では枝に紫色の花がいっぱいあり、地面にも落ちていて 甘い香りがしました

07  ホオノキ:花と葉は大きく よい香りで 葉に味噌を乗せ
炭火で焼きながら食べる「ほう葉味噌」を思い出しました

08  カラタネオガタマの花を観る:常緑低木 花は淡黄色で縁が紅色を帯び
バナナに似た強い香りがあります

09  ブナ ?の観察:温帯落葉樹で 樹皮は灰白色 滑らかだが地衣類がつく。
葉は卵形で縁には波状の鋸歯があり、日本の各地にあるが千葉・沖縄にないとの話しです

10  イスノキは別名「ヒョンの木」と言われ。これは虫こぶで加工すると笛になります