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第360回 昭和の森自然観察会
植物の冬の過ごし方
日 時 2022年2月13日(日)10:00~12:00
参加者 大人9名 子ども3名  指導員4名 他1名  計17名
担当指導員 梅宮 玉川 武田
報 告 山下美佐子(東金市)
  小雨の中、「植物の冬の過ごし方」観察会が実施されました。落葉樹は、寒さと乾燥の
冬に身を守るために冬芽を作り、春になると花や葉っぱを成長させます。
  参加者はコブシやハクウンボク等の小さな冬芽の中に、たくさんの若葉や花等の準備が
されていることを知り、大いに感心していました。
写 真 集

01  ニガキの冬芽の観察です。葉が落ちた跡(葉痕)を観ると、
維管束(養分や水分を送る管)痕がサルの顔に見えるよ((´∀`))

02  春真っ先に花を咲かせるハクモクレンはふわふわの毛皮の冬芽でした(^▽^)/

03  コナラの冬芽は鱗芽(りんが)で、たくさんの重ね着をしています。
春に出る花や葉っぱを守っているんだね

04  ムラサキシキブの小さな冬芽は裸芽(らが)です。
一番大きな大きな冬芽が成長できないと予備の芽が成長します

05  ハクウンボクの小さな冬芽は裸芽です。今は落ちてしまった葉柄は冬芽を守っていました

06  芽麟痕(がりんこん)の後を観て、この木がどれだけ成長したか観てみよう

07  雨のため、管理事務所会議室へ。途中の樹木、梅の花やカツラ、アキニレなどを観察しました

08  前半に観察した木々のまとめと、雨のために観られなかったハリエンジュや
トチノキの冬芽の話を聞きました

09  上左からアジサイ、ニガキ、ハクウンボク、ムラサキシキブ、どの冬芽も面白い顔(^▽^)/

10  毛皮の上にも薄いコートを着ていたハクモクレン。
タマネギ、それともシュウマイ?に見えるハナミズキの冬芽(^▽^)/