自然観察ちばメールマガジン

自然観察ちばメールマガジン第56号(2025年3月)をお届けします。 厳冬と豪雪のニュースに振り回される日々が続きましたが、気が付けば3月で、花粉症と桜の開花予想が話題の中心になってきました。 

☆☆☆☆☆☆ 目 次 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

  1. 研修会・講演会のお知らせ 

・検見川浜の生き物観察 

・第32回全国トンボ市民サミット兵庫大会(お礼と報告)    高木 純一(東京都北区) 

  1. 行事予定(3月、4月) 
  1. 自然観察ちばHPの改訂                        
  1. 会員の広場 

・今 楽しい!                          藤田  隆(松戸市)  

・落ち葉・今どきの事情                                    望月 力智(茂原市)                                

・チコちゃんに叱られる                                    坂本 文雄(佐倉市)  

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  

  1. 研修会・講演会のお知らせ 

〇 検見川浜の生き物観察 

 研修会ではありませんが、5月、6月に3回連続する検見川、稲毛地区の干潟での「浜辺の生き物観察会」に向けて、下見にこだわらない勉強会的な機会を設けたいと思います。主担当の田島さんとゆっくり生き物観察をしたいと思います。身近な自然環境でありながら、触れる機会が少ない干潟の生き物は、少し興味を持つと面白さや楽しさがたくさんあります。浜辺の生き物についての入門的な機会になりますので、ぜひこの機会を利用してください。 実施日は、観察会には今年最高の潮回りです。

4月29日(水) 午前10時 稲毛ヨットハーバー集合 

バス利用の場合 …総武線 新検見川駅9:44 ⇒ 京葉線 検見川浜駅9:50 ⇒ 稲毛ヨットハーバー 

車利用の場合… 徒歩数分に企業庁駐車場(無料) 

問合せ 伊藤まで   

〇「第32回全国トンボ•市民サミット兵庫大会」御礼とご報告 

みなさま 

お世話様です。先日2025年2月22日(土)に開催しました「第32回全国トンボ•市民サミット兵庫大会~赤とんぼはどこへ行った?~」にご協力•ご参加頂き、ありがとうございました。 お陰様で無事盛況の内に閉会することができました。 2月に入ってからはNHKTV「名曲アルバム」で当委員会が撮影協力した兵庫県の田園・里山景観をバックに三木露風の童謡「赤とんぼ」を繰り返し放送して頂き、(NHKの事情でオンラインでは放映しませんでしたが)開催当日は担当ディレクターがご来場され、番組を会場で放映すると共にご祝辞も頂戴しました。 更に直前の2月13日(木)には日本最南端の沖縄石垣島のラジオ局、いしがきサンサンラジオにご協力頂き、日本最北端の北海道稚内のラジオ局、FMわっぴと結んだ番組内でも兵庫大会を取り上げて頂きました。 将来の子々孫々に残したい、伝えたい我が国の原風景、田園•里山の景観を未来に残すために、私たち市民には何ができて、何をするべきか?私たちは30年以上前から全国各地を繋いで討論•提言してきました。 今年はあの阪神淡路大震災から30年、やはり将来に語り継がねばならない記憶です。今や見事に復興を遂げた神戸の元町にて対面とオンライン併用で市民集会を開催しました。 山形県鶴岡市、横浜市、愛知県豊田市、兵庫県豊岡市•たつの市•神戸市の広範囲から、大会テーマの赤とんぼ、アキアカネに限らず、近年は多種多様な動植物が全国的に激減している実態が生々しく報告され、国際自然保護連合(IUCN)の「毎日百種の生物が絶滅している」との警鐘を裏付ける事実に危機感を共有しました。 その原因として、欧米各国が使用禁止としているネオニコチノイド系農薬の使用を推奨する日本の行政政策や、同農薬の取扱説明書に記載された濃度•使用量が多過ぎる可能性を示唆する実験結果も提示されました。 また気候変動により、本来ならば台湾以南の東南アジアやインドの熱帯に棲息するベニトンボが、近年は西日本各地で相次いで確認され、生態が撹乱されている可能性も報告されました。 太古の日本人が「瑞穂国秋津洲(たわわに稔る稲穂の上をトンボが飛び交う島国)」と呼んだ我が国の原風景を未来永劫残していく活動を続けていきますので、引き続きご支援とご協力の程、よろしくお願いいたします。 

全国トンボ市民サミット 
全国実行委員会 事務局長 
高木純一 

2.行事予定(3月、4月) 

各行事の実施の可否については、関係窓口、担当者等にご確認ください。  

〇昭和の森自然観察会(千葉市緑区) 

*日 時:3月9日(日)10時~12時 

テーマ:「早春の生き物たち」 

定 員:先着25名  

集合場所:第2駐車場横東屋 9:45 

担 当:武田、山下 

申込み:昭和の森管理事務所(指定管理者)043‐294‐3845へ  3月1日(土)9:00から電話で 

*日 時:4月9日(日)10時~12時 

テーマ:「さあ春だ! 春を楽しもう」 

定 員:先着25名  

集合場所:第2駐車場横東屋前 9:45 

担 当:相吉・奥村 

申込み:昭和の森管理事務所(指定管理者)043‐294‐3845へ  4月1日(土)9:00から電話で 

指導員の方へ (3月、4月とも) 

当日参加大歓迎です。午前9時30分 第2駐車場東屋 

お車の方は、少し遠いですが千葉市緑公園事務所駐車場に駐車ください(無料)   問合せ:山下まで 

〇昭和の森カタクリ鑑賞会(千葉市緑区)    10時~14時まで 

 日 時:3月22日(土)~25日(火) 連続4日間 

  集 合:当日会場へ(中菖蒲田) 

  担  当:山下、武田、平田、玉川、梅宮、井上、藤田、相吉、白波、川北(10人で分担 

指導員の方へ   

短時間でもカタクリの花を見にきませんか。カタクリ以外も咲いています。   問合せ:川北まで 

〇昭和の森親子たんぼ教室(千葉市緑区) 

第1回:4月26日(土)田植え  

第2回:6月28日(土)草取り  

第3回:9月13日(土)稲刈り  

申し込み:4月市政だより 

〇大草谷津田いきものの里自然観察会(千葉市若葉区) 

*日 時:3月16日(日)10時30分~12時 

テーマ:「虫さん 花さん もう起きた?」 

定 員:30名(事前申込制) 

持ち物:帽子、長袖、長ズボン、長靴、飲み物 

担 当:岡田・山下・木下 

申込み:千葉市環境保全課へ 3月5日(水)必着 電子申請で

    メール(kankyohozen.ENP@city.chiba.lg.jp),  住所、氏名、年齢・学年、電話番号を記載

*日 時:4月20日(日)10時~12時 

テーマ「春の香りを楽しもう!」 

定 員:30名(事前申込制) 

持ち物:帽子、長袖、長ズボン、長靴、飲み物 

担 当:田島・松本 

申込み:千葉市環境保全課へ 4月9日(水)必着 電子申請で 

    メール(kankyohozen.ENP@city.chiba.lg.jp),   住所、氏名、年齢・学年、電話番号を記載

指導員の方へ(3月、4月とも) 

当日参加歓迎です。開始時間30分前 入口広場(駐車場)    問合せ:岡田まで 

《東葛しぜん観察会》 

〇3月 観察会:3月9日(日) 「早春の“水と緑の回廊“を愉しむ」 

北国分駅からじゅん菜池まで、縄文貝塚や雑木自然林が広がる市川の“水と緑の回廊”を歩く観察会です。樹形と芽吹き、鳥のさえずりや梅の香に心わくわくの一日を楽しみましょう。 

集 合:北総線北国分駅 9時15分 指導員は9時 

参加費(一般):大人300円、小中学生200円 定員:30人 事前申し込み必要 

申込先:勝股まで 

持ち物:弁当、双眼鏡、虫メガネ、観察用具等 

〇3月自然観察おもしろ講座:3月30日(日)「桜を楽しもう!」 

時 間:9時30分~12時、講師:小島・米澤   

場 所:21世紀の森と広場、募集人数:20人 

申込先:パークセンター℡ 047-345-8900 

〇4月観察会:4月6日(日)「松虫姫伝説の里で春を楽しむ」 

春のひと時 語り継がれた遠い昔の姫君に思いをはせ、野の花を愛でてみませんか? 松虫寺ではシダレザクラの花見も期待できます! 

集 合:北総線印旛日本医大駅 9時30分集合、解散場所:松虫姫公園、雨天中止 

場 所:松虫寺とその周辺の里山 

参加費(一般):大人300円、小中学生200円 定員:20人 事前申し込みが必要 

申込先:小川まで  3月15日から受付 

持ち物:飲み物・帽子、歩き易い服装で 指導員は昼食持参 

〇千葉市ふれあい観察会(年2回実施) 

第1回 5月31日(土) 午後1時~3時 

テーマ「コアジサシと浜辺の生き物」 

定 員:30名(事前申込制) 

持ち物:帽子、長袖、長ズボン、長靴、飲み物 

担 当:田島・平田・梅宮・伊藤 

申込み:千葉市環境保全課へ 5月予定 

指導員の皆さんへ 

下見を4月29日午前10時~12時に行います。 

波辺の生き物観察には最高の潮回りですので、この機会に是非。    

〇船橋市自然散策会(年2回実施予定)  

 第1回 5月10(土) 

 場所:木戸川周辺 

 担当:山口、勝股、田島 

〇稲毛海浜公園自然観察会(年4回実施予定)  (千葉市美浜区) 

第1回 6月14日(土)10:30~12:30「浜辺の生き物を観察しよう」  

田島・中田・藤井・本多・伊藤                   

第2回 9月13日(土)10:00~12:00「虫と友達になろう」 藤田 他          

第3回 11月22日(土)10:00~12:00「木の実や葉っぱで遊ぼう」 中田 他    

第4回 2月14日(土)10:00~12:00「冬こそ探そう!公園の鳥たち」 山口 他 

指導員の方へ 

第2回以降のスタッフ、募集中です。    問合せ:伊藤まで 

〇花島公園観察会    

第4回 3月8日(土)10:00~12:00 

テーマ:「冬の野鳥を観察してみよう」 

定 員:先着20名 

持ち物:あれば双眼鏡 

担 当:坂本・小川・藤井 

申込み:花島公園協力会へ 030-298-6681 3月3日(月)9:00から電話で 住所、氏名、年齢・学年、電話番号を 

指導員の方へ 

当日参加歓迎です。事前申し込み不要です。 9時30分 公園駐車場(有料200円)を利用してください。 

〇成田市自然観察会(年3回実施) 

第3回   3月  1日(土)「早春の成田山」(成田山公園)  

晝間、金子、荘子、水野、菅澤、谷 

指導員の方へ 

当日参加歓迎です。事前申し込み不要です。 

9時30分 JR成田駅集合です。満開の梅が待っています。 

〇ビーチフェスタ検見川2025(年2回実施) 

第1回  日 時:5月25日(日) 10時~14時  

テーマ:「検見川浜の生き物たち」 

場 所:検見川浜にテント出展(2張り) 稲毛ヨットハーバー近く 

内 容:生き物展示・観察(当日採取)、ビンゴ、ヤドカリ競走、貝の浄化実験、 折り紙教室、写真展示 その他 

担 当:田島・平田・梅宮・浦部・山口・相吉・本多・伊藤 

指導員の方に 

当日は大勢の家族連れが押しかけ、スタッフは対応に追われています。お昼前後に短時間でいいので手伝いにきませんか。会場は食べ物のテントもたくさん出ています。 車の方は歩いて数分のところに、企業庁駐車場(無料)があります。バス利用の方は、新検見川駅(総武線)、検見川浜駅(京葉線)から、稲毛ヨットハーバー行のバスに乗ると終点です。    問い合わせは、伊藤まで 

〇ChaCha Children Yachiyo ネイチャーウォーク 

   2025年の詳細は未定 

〇なりたの森遊び体験(ちば里山センター経由依頼) 

  2025年の詳細は未定 

〇千葉県緑化推進委員会依頼頼 

        2025年の詳細は未定 

3.自然観察ちばHPの改訂 

千葉県自然観察指導員協議会(通称:自然観察ちば)のHPが改定されました。 

新HPはすっきりして見やすく、またアーカイブ機能も充実させ、更新のタイミングも明確になりました。 旧HP(現段階のHP)は  https://sizen-chiba2.org で、新HP各メニューのフッターでリンク表示し、閲覧できます。2024年度までの掲載としており、今後も過去の情報としてサーバーに残していく考えです。 

4.  会員の広場 (URL参照) 

〇会員の広場は、会員の身近な話題を掲載するページです。身近な動植物の観察メモ、観察フィールドの紹介をはじめ、県外の自然探訪、仕事がらみの面白ニュース、ミニエッセーなど、幅広く募集しています。先輩方の思い出話もぜひ。肩の力を抜いた原稿歓迎です。原稿締め切り毎月28日です。 

1月から自然観察ちばHPの会員の広場に掲載したものをご覧いただく方式になりました。 

自然観察ちばHP 会員のページ⇒会員の広場  

〇「研修会・講演会」に掲載する情報を寄せてください。他の団体等の主催であっても、当会会員が参加可能なものであれば、積極的に掲載したいと思います。情報の出どころを連絡いただければ、当方で編集して掲載します。   

〇このメルマガは、千葉県自然観察指導員協議会(自然観察ちば)が、県内各地で開催する自然観察会の案内や活動の紹介、会員の日常活動などを紹介するものです。配信停止を希望される場合は 下記までご連絡ください。 

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千葉県自然観察指導員協議会(自然観察ちば) 

  代表  伊藤道男 

  メール michio.ito26@gmail.com 

当会HP   http//sizen-chiba.org 

(行事予定、行事報告・写真、当メルマガのバックナンバーなど情報満載です) 

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