第35回東葛しぜん観察会 <一般観察会>
日 時:
2007年9月9日(日) 9:50〜12:30
場 所:
ふなばし三番瀬海浜公園
参加者:
大人37名、子ども36名 (内 9名幼児)、指導員17名、会員外指導員2名
担当指導員:
 岩根悦子、田口信一郎、田島正子
田島 正子(習志野市)
夏休み明けの最初の日曜日なので参加者は少ないだろうと思っていたところ、予想に反して親子連れが大勢来てくれて、賑やかな観察会となりました。三番瀬での一般観察会は3回目ですが、今回は、今までとは違うとまどいがありました。
一番驚いたことは、台風の豪雨で江戸川放水路の水門が開けられ、大量の泥水(真水)と土砂が干潟に流れ込み、干潟の生き物が瀕死の重傷状態であったことです。特に貝の死滅が目立ちました(三番瀬は、青潮も頻繁に起こり、不安定な環境であり逃げることが出来ない干潟の生き物は常に生きるか死ぬかという状況に直面しています)。
 次に、参加申込みが本番直前に増え、多くの参加者への対応が難しかったことです。プログラムやグループ担当の急な変更などで、指導員の方にはいろいろと無理なお願いをしました。臨機応変に対応していただいた皆様に感謝!感謝!です。有難うございました。
内容
・ 5グループに分かれ、首にかけた「干潟であそぼう」カードに書かれた6つの体験を順次行い、できたらシールを貼る。景品として海の生き物の折り紙と折り方、コアジサシの模型、干潟マップを渡す。
・ 観察の後、理解を深めるために、グループごとに干潟の生き物クイズを行う。
・ 終了後、採集した生き物を自由に見てもらう。
出された意見
・ 参加者が多かったが、皆が協力をし、臨機応変に対応できたのではないか。
・ 干潟が下見の時の状況とかなり違っており、とまどった。
・ 小さい子どもたちは立ち止まると動かないので、移動が難しかった。
・ 参加者のリボンが目立たなかった。指導員も同じ色の大きなリボンをつけた方がいい。
・ 受付時の案内の旗が目立たなかった。
・ 指導員協議会のパンフレットを用意し希望者に差し上げたらどうか。
・ 景品が全員に行き渡らなかった。グループごとに景品を配ればよかった。
・ グループの担当が突然替わったので、困った。
・ 「干潟の生き物クイズ」の答え合わせの時、説明をするのが難しかった。
青木、青塚、大木、北山、小島、坂部、蔀、渋谷、高羽、西澤、新堀、三嶋、山口、吉田、田口、岩根、田島  計17名
会員外指導員: 畝山、遠坂