平成19年度第1回昭和の森子ども観察会「春の元気な生き物達」
〜野原や水辺で小さな命の誕生を観察しよう〜
開 催 
平成19年4月1日(日)9:00〜14:00
担当指導員 
花島伸美・子ども観察会Gr
参加者 
子ども28名  保護者27名  計55名
       指導員 8名   合計63名
(報 告 山下美佐子)
 糸を垂れて釣りをしているようなウラシマソウ、タンポポ、ツクシなど、春の花の不思議を観察しながら、今回の観察会の主役、「カエル」を観るために菖蒲田脇の池へ。近づくにつれて、どこからか、「コロコロ〜」と、シュレーゲルアオガエルの歌声が・・・。池に着くと、うごめいている黒いかたまりが観えます。まだ生まれて1,2週間目の小さなヒキガエルのオタマジャクシです。奥の方にゆうゆうと泳いでいるのは、去年の6月に生まれ、7,8cmにもなった、足が生えそうなウシガエルのオタマジャクシです。こちらは大きいので、顔や体をしっかり観察できました。いろいろな色のニホンアマガエルも飛び出してきて、しっかり私達とカエルの体の違いを確認しました。昼食後は、カエルでじゃんけんゲームを楽しみました。昭和の森自然博士認定式では、14名もの博士が誕生しました。
 みんなで考えたカエルの気持ちは、観察していた「ニホンアマガエルが、鳴き袋をふくらませて『ケロ、ケロ』と、鳴き出したのは、『逃がしてくれ〜』と、言っていたんだよ」「ヘビがいる、逃げろー」、「おいしそうなチョウチョが飛んでいる」など、春の子ども観察会で子ども達は、しっかりカエルの気持ちをつかんだようでした。