2007年度第1回昭和の森「親子でホタル見学会」
開   催
平成19年6月9日(土)〜10日(日)
        雨のち曇り 気温17度
主   催
社団法人 千葉市観光協会/千葉市ユースホステル
企画運営 
千葉県自然観察指導員協議会
参 加 者
43名(大人 24名 子供19名)
指 導 員
企画運営主担当 小西 須田 田口 他7名 計10名
(報告 赤木光明・山下美佐子)
(写真 ゲンジボタル愛護会 菊間晟中氏)
  〜千葉市ユースホステルに宿泊してホタル見学に行こう〜
 万葉の古から人の心をとらえてきたホタルを心行くまで楽しみ、自然と触れ合ってもらいたいとの担当指導員の篤い思いが届いたのか、前日からの雨も午後になってあがりました。
心配されていた参加者の表情は明るく目は期待に輝いていました。
主催者の挨拶を聞き、4班に分かれてそれぞれスタートしました。
お子さんのほとんどはホタルが初めて、お父さんお母さんもはじめての方が多くびっくりしました。
ホタルが棲める自然を遺し未来に引き継いでいくのは大人の責任と改めて感じたのでした。
@ 15:30〜17:00  ホタルが自生する自然環境の観察会
A 17:15〜19:00  ホタルについてプロジェクター駆使しての講義
B 19:00〜20:30  ホタル観察会

19時22分 アッホタル! お子さんの声に歓声が続く、どこからか口ずさむ歌も聞こえてきました、“柳おぼろに夕やみ寄せて 川のメダカが夢見る頃は ほ、ほ、ホタルが灯をともす”。
優雅な舞があちこちで始まり神秘的な時が谷津田を埋めました。
観察会と画像で学んだ子どもたちの質問はするどく立派なホタル博士でした。ユースホステルに帰り、皆でホタルの歌を斉唱して終了となりました。
ホタルが棲む環境や生活を知り、生きる知恵やいのちのつながりを学んで観察した幻想的なゲンジボタル光の舞、大きな感動となって心に刻まれたことと思います。
3班の感想の一部を紹介して報告とします(一緒に担当した山下氏の記録です)
大人の感想: 明るい昼間に蛍の住む環境を見て、次に、スライドなどで蛍の生態の知識を得て、
最後に、夜暗くなって昼間の場所で、実際に光っている蛍を見た。蛍について総合的に案内していただいき、とてもわかりやすかった。
子どもの感想:
1.蛍が飛ぶのをみて、不思議な気持ちになった。
2.光が星みたいに見えた。
3.蛍のお尻がひかるのを初めて見た。