第179回 昭和の森自然観察会「日本人に詠まれてきた自然」
開催日 
平成18年11月12日
担当指導員
佐野由輝、竹内利子、山下美佐子
参加者
大人13名   エコ研修生1名
員24名  合計38名
(報告者
山下美佐子)
 日本人は、昔から自然を生活や文化に取り入れてきました。今回は、晩秋の昭和の森で、万葉集・俳句・随筆などに詠まれている自然を観察しました。今年初めての木枯らしが吹くあいにくの観察会でしたが、私たちの祖先の暮らしに想いを馳せて、日本人と自然の深いつながりをしみじみ感じた観察会でした。
 参加者は、どんぐりの殻斗など自然の素材で衣服を染めた万葉人や、現代はイロハモミジの「紅葉」、昔はヒノキの「黄葉」で秋を感じたのでは?という話などを聞いて、昔の文化や生活を実感しました。また、オレンジ色のカラスウリの実やどんぐりを拾って、晩秋の自然を堪能しました。