平成18年度自然観察ちば 研修会 「ホタルの生態と一生」
開 催 
平成18年4月15日(土) 
場 所 
緑公園緑地事務所 会議室
講 師 
田口信一郎氏
担当指導員
小西 博典
参加者 
指導員14名(内、愛護会8名)
ゲンジボタル愛護会3名  計17名
(写真・報告
小西 博典)
 例年、昭和の森ゲンジボタル観察会が6月初旬に開かれる。それに先立ち、ゲンジボタルについての研修会「ホタルの生態と一生」が田口信一郎氏を講師にお招きし開催された。田口講師はご自身でホタルの飼育・観察を長年おこなわれており、その貴重な体験、観察・調査結果に基づく講演に参加者一同大いに感銘を受け、啓蒙された。
ホタルの概要についての学術的な解説の後、ゲンジホタルの一生について、成虫発生〜羽化までの各生態を、写真/スライドを駆使し詳細に解説していただいた。
また、ホタル/カワニナ四方山話では講師のホタル・カワニナ哲学の一端に触れた思いがした。
 ホタルと人間と自然についての講師のご意見を拝聴し、昭和の森でゲンジボタルが自生できる自然環境の維持・保全に努めている「ゲンジボタル愛護会」の一員として、今後の活動に大いに参考となった。
 講師が持参したゲンジボタル/ヘイケボタルのアルコール漬けの遺骸を比較観察し、今年も昭和の森の谷津を飛翔するゲンジボタルの幻想的な光絵巻を想像しながら散会した。