第154回 10月の昭和の森自然観察会  「キノコは森のはたらき者」
開催日 2004年10月10日(日)
担当指導員 坂本文雄 三浦須美                    報告者   上田弘子
台風一過、期待した青く澄んだ青空とはうらはらに、今にも雨が降りそうな天候にもかかわらず大勢の参加者で賑わった10月の観察会。
落ち葉や木の実が落ちた園内を、キノコを探してグループ毎に歩きました。小枝につくキノコ、落ち葉の中のキノコ、朽ち木、芝生の中、草むらの中のキノコを見つける度に食べられるのだろうか、毒キノコなのと質問の声。

撮影は伊藤 純子 氏
それぞれのカゴに、見つけたキノコを1つずつ採取しサンプルに。キノコの色、かさ、ひだ、つば、柄、と手に取ってじっくり観察しました。シートを広げ、グループ毎に採取してきたキノコを並べ、種類ごとに分類しました。
ソウメンタケ、テングダケ、カヤタケ、ノウタケ、チチタケ、ヒトヨタケ、ツエタケ、ホウキタケ、ベニタケ、テングタケモドキ、カラカサタケ、ハリガネタケ、ツエタケ、キクラゲ、ドクツルタケ、ツチグリ、ホコリタケの仲間と、大勢の人の目で探してきたキノコの種類の多さに驚きました。中でもドクツルタケ、ツチグリ、カラカサ、ノウタケが人気のキノコでした。
(参加者 大人64名 子ども10名  計74名    指導員26名)