148回 昭和の森自然観察会「里山の散策」

平成16年4月11日(日)
担当 上田弘子 田井中信子 和波牧子
 4月は昭和の森から外に出て、春の里山を3時間コースで歩きながらの観察会。大人、子供合わせて、103名の大勢の参加者で賑やかな観察会となりました。
 テーマは“キーワードは水”。水に関する様々な場所を観察ポイントとして歩きました。第2駐車場をスタートして、小中川上流、台地上の田、山路、切り通しの崖と春の陽ざしの中の散策でした。
田おこしがすみ、満々と水がはられた田には、おたまじゃくしが泳いでいました。台地上から見下ろす里山、谷津田の美しい景色を楽しみ、熊野神社の参道を登りつめ、振り返って見た棚田の光景に歓声があがりました。崖より流れ落ちる小さな滝、その清水の流れにサワガニを見つけたり、切り通しの崖からキラキラと光りながら零れ落ちる雫を見て、感激ひとしおでした。

水の張られ田の中の道を歩く参加者達の写真
所々に見られる湧水、台地上に位置する女ケ池(ため池)の役目を話し合いながら、心地よい汗と美しい里山の風景を楽しんだ観察会となりました。
(参加者 大人80名 こども23名 計103名   指導員 22名)

報告者 上田弘子