第4回千葉県自然観察指導員フオローアップ研修会
平成15年10月25日〜26日 報告者 小西博典
 この研修会は、従来自然観察等の指導実績が少ない指導員を対象として、県内の自然や自然観察の運営方法を学ぶとともに、指導員同士の情報交換を目的とし2年毎に開催されているが、今回は各地で活躍されている指導員も、更なる自己研鑽のため多数参加され、君津市の「国民宿舎清和」で開催された。
初日は望月講師による自然観察の実技指導後、市川協議会会長による「自然観察から始まる自然保護」の講演および石嶋事務局長の「協議会活動報告」がなされた。夕食後、地域活動報告が中坊・上田・山下・内久根の各氏により行われた。創意と工夫を凝らした、地域に密着した活動内容及び積極的な取り組みに対し、熱心な質疑応答と白熱した討議が展開された。その後の懇親会では、その余韻を受け、和気藹々の雰囲気の中で有意義な情報交換が深夜まで続いた。
参加者集合写真
二日目は早朝の自然探索で眠気を払い、清和県民の森での自然観察実習に臨んだ。浅間・大木(千葉県中央博物館)・佐野3氏のベテラン講師の指導の下、すばらしい清和の自然の中で、クモ・小糸川&地質・森林をテーマに、これぞ自然観察と実感した観察実習であった。清和県民の森のハイキングを最後に、全員無事全研修プログラムを終了し、明日からの更なる活動を仲間と誓い合い、筋金入りの指導員となった気持で家路についた。

(参加者; 講師;3名 報告者;6名 研修生;30名 合計39名)