*

        
第15回 昭和の森春の子ども観察会「春の花や虫たち」
開 催 
平成21年4月5日 天気:晴れ 
参加者 
子ども19人、大人16人  合計35人
担当指導員
木下順次 後藤菊子 佐野由輝 花島伸美 
山下美佐子 山田益弘
(写真・報告  武田 宏子)
 桜の花が開花し、昭和の森は春真っ盛り。明るい清々しい日差しの下、色とりどりに咲く草花に誘われて、子どもたちも虫たちも心うきうき。スミレやタンポポの形や匂いや味などを体全体で確かめ、色見本帳を使って、色調べもしました。小さな子どもたちもお父さんやお母さんと一緒になって夢中になっていました。自然界には、何とたくさんの色があるのでしょう。カエルやオタマジャクシ、サワガニなどはやさしく触って、生きている実感を味わいました。モグラの穴探しをしました。柔らかく真新しい土が盛り上がっているところを掘ってみると、「あった!!」子どもも大人も、穴を見つけると歓声を上げていました。モグラがミミズなどのえさを求めてトンネルをつくっていくことが楽しく、長い枝を差し込んで、穴の長さをはかったりしました。19人の子どもたち、年齢差がありましたが、どの子も、意欲的に自然に触れ、たくさんの生き物や草花に接したことがとてもうれしく、楽しい観察会になりました。子どもたちの生き生きとした表情が心に残りました。

 

今日は、どんな花や虫に出会えるかな?指導員の話を聞く参加者

まずは、準備運動。眼を閉じて・・・
「太陽はどっちにあるかな?」「こっちだよ」

芝生の上にあおむけになって、おもいきりのびてみよう。いい気持ちだね。桜も見えるよ

モグラの穴探し。
もっと掘ってみよう!見つからないね。

すごい。すごい。このトンネルつながっている。土がふかふかだよね。ミミズも登場!!

カントウタンポポ この一つ一つがタンポポの花です。たくさんの花が集まっているね。タンポポはお花の時から綿毛を用意しているんだね。

色見本帳に合わせて見ると、スミレの紫は ききょう色に近いかな??

大きなクモだね。クモの目はどこについているかわかる?虫眼鏡で見てごらん。
目が8つあるのがみえるかな?

カタクリの花が見事に咲いているね。種から芽が出て 花が咲くまで8年ぐらいかかるんだよ。

わたし、サワガニやヤスデは触れなかったけれど、カワニナがもてたよ。よかった。

指導員のオジサンが水路にいるおたまじゃくしをすくってくれました。ずいぶんたくさんいるね。

アズマヒキガエルのオタマジャクシは真黒で小さいね。かわいいー。どんなカエルになるのかな。

最後に振り返り。今日はとても楽しかった。
コブシのふわふわが気持ち良かった。この次もまた来たいです。