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205回 昭和の森自然観察会 「冬芽」
開催日:
平成21年1月11日(日)  天気:晴れ      
担当指導員:
金枝孝禎 佐野由輝 晝間初枝
参加者:
大人16名 子ども5名  指導員28名     合計49名
(記録、写真: 須田聰惠)
 新年初めての観察会。 北風が吹きやや寒いスタートでしたが、林の近くになると暖かくなり林の有り難さを体感しました。 一見枯れているように見える枝を手にとって小さな芽を良く見ると 冬の寒さと乾燥から身を守る戦略が、それぞれの樹木によって違っていること(毛皮・重ね着の厚着と薄着・裸タイプと)に感動し、次の年の花や葉が小さく押し込められているために栄養価が高いので野生動物や鳥たちの貴重な餌になっていることも知りました。子どもさんたが積極的な参加をし、しかも鋭い質問が多く感心してしまいました。参加されたみなさんは、寒さなど気にもせず熱心に五感を使って「冬芽」の観察を楽しまれていました。指導員は、説明の言葉が少し難しくなりがちだったので やさしく話す努力をしていきました。観察会の後の感想で、「春になったら この芽がどのような形に変化しているのか見てみたい!」との声も聞かれました。
今回は、地域新聞の取材が入りましたので南部地区で目にされるかもしれません。

  

この木は・・? 春一番に花が咲きま〜す(桜)

常緑樹にも芽があります (タブ・シロダモを)

カキの木の落葉痕の形を見る人たち(木によって違う形だって)

カツラの芽は重ね着タイプですね

目をつむって肌に神経を集中!!(芽をタッチ)

アカシデとイヌシデの芽を痛さの度合いで知る

紅梅の説明の後で確認し合う二人

葉柄に守られ その後に現れたハクウンボクの芽

絵を入れてメモをとる熱心な子!

ハクウンボクの芽は 3兄弟

今年はたくさん咲きますね!コブシ

裸芽:葉脈が分かるムラサキシキブ 

今日一番大きな芽:鱗芽のカシワ

冬芽が春になった姿を見たいです!              9260