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第14回 昭和の森子ども観察会
〜たねのふしぎを見つけてクラフトつくり〜
開  催 
 平成20年11月22日天気:晴れ
担当指導員
後藤菊子 佐野由輝 花島伸美 
山下美佐子 山田益弘
参加者 
子ども 7名 (大人6名 計13名)
(写真・報告 赤木光明)
 秋深まり暦は「小雪」、寒い朝も太陽の広場にはあたたかな陽射しがいっぱい、元気にタネの不思議発見と木の実で工作の観察会がスタートしました。
 ケヤキ、キリ、カツラ、イロハモミジ、ガガイモ、オナモミ、イノコズチ、チカラシバ、チヂミザサ、ルーペで見るタネの姿は様々、子孫をのこす仕掛けにびっくり、飛ばしたり、体にくっつけたり次から次へ不思議発見がつづきました。空は雲ひとつなく、錦織りなす紅葉の輝きは見事、写真を撮るとカメラを取り出す子、どんぐり探しに夢中な子、落ち葉じゅうたんを楽しむ子、アッとういう間に時は経ち、ふりかえりをして昼食となりました。
 午後の屋外プログラムはどんぐりゴマ作りとオナモミダーツで終了し、恒例の表彰式、後藤指導員より田島和哉君に「昭和の森自然博士」認定証が授与されました。
 続いて事務所会議室で、木の実でテントウムシ(トチの実)、イモムシ(どんぐりの殻斗)など作り、思い思いの色を塗り、額縁に貼り付けて完成し全日程が終了、素敵な作品をお土産に、春の子ども観察会の再開を約束しあって解散となりました。(アンケート:楽しかった!特にどんぐり拾い(遊び)と工作。また参加したい!と多数ありました)

開会のあいさつと諸注意。
「動けない植物はどうして広がっていくのかな?」不思議探しの出発だ。

モミジのタネ、プロペラがついている!羽二つと一つ、どっちが遠くに飛ぶかな?

からだにくっついて運んでもらうタネもあるんだね。どうやってくっつくのかな?

タネにトゲがあるよ!

ふかふかじゅうたん、落ち葉シャワーだ!

ひなたぼっこの虫さん、こんにちは!
クビキリギスやツチイナゴ、カマキリ、カメムシなども姿を見せてくれました。

どんぐりに開いた小さな穴の秘密にびっくり!
この後、卵から孵った虫も観察、どうやって外に出てきたのかな?

まっしろい毛をつけたガガイモのタネさん、待って!どこまで飛んでいくの?

大きなとげとげの実、トゲの先はするどいかぎ針、これでくっつくのだ!

午前中のふりかえり。風に運ばれるもの、動物に運ばれるもの、自分ではじけるものなど、観察したものを発表し、木も草も子孫をのこすために様々な工夫をしていることのおさらいをしました。

どんぐりコマ作り、最初は上手に回りませんでしたが・・・挑戦の結果!

朝、集めたオナモミでダーツ競技、ヤッター命中だ!

「昭和の森自然博士おめでとう!」
認定証と記念品のレンズカップを披露する晴れやかな和哉君です。

木の実で虫作り、どんな作品ができるかな?

僕のは「カラフルテントウムシ」私のは「宝石テントウムシ」、
イモムシも上手にできました。見てください!

可愛い作品に名前と日付を書き入れました。「たねのふしぎを見つけてクラフトつくり」の思い出が詰まった嬉しい記念品です。