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平成19年度第4回ふれあい自然観察会「千城台・坂月川の冬鳥たち」
開 催 
平成20年2月23日(土)晴             
担当指導員 
和仁道大
主 催 
千葉市環境保全推進課
企画・運営 
千葉県自然観察指導員協議会
参加者 
大人29名 子ども6名 計35名
指導員9名 市自然保護係2名 合計46名
観察コース
千城台駅〜千城台野鳥観察園〜谷津〜坂月川〜加曽利貝塚公園
(写真・報告 小西博典)
 千城台団地に隣接する千城台野鳥観察園には毎年たくさんの冬鳥が飛来し長旅の羽を休める。観察園の中のおむすび山には4月になると100番いを超えるゴイサギが営巣し子育てを行なうという。
 観察園から坂月川に向かう途中の谷津田,林縁ではモズ、アオジ、ツグミやタヒバリ等と出会い、里山の頂上付近の落葉樹にとまっているチョウゲンボウの雄姿を望遠鏡で捉え感動した。 開けた田圃ではケリが地上で獲物を探す姿や、その飛翔する美しさに見とれる。
 坂月川の堤防を歩き、川で遊ぶコガモと追いかけっこを楽しみながら進むと、川辺の湿田に隠れているタシギを見つけ、タシギに会えた喜びとそのくちばしの長さに驚き、しばし双眼鏡で観察し時の経つのを忘れる。
千葉市の中心街に存続する谷津田・里山・川辺の3時間コースの観察会で、40種を越える野鳥とふれあい、感動と感激を満喫した野鳥観察会を参加者の皆さんと共に楽しむことが出来た。一方、坂月川周辺の森林が開発の為伐採される様に心を痛め、この豊な自然環境をいつまでも残したいと念じつつ帰路に着いた。

野鳥観察園で指導員の説明を受け望遠鏡で観察する参加者の皆さん

親子で何鳥を観察しているのかな

林縁を歩きながら野鳥の鳴き声に耳を傾ける

ほらあの山の落葉樹の枝にチョウゲンボウが!

参加者全員固唾を呑んでケリを観察する

参加者が川べりを進むとコガモも前方に飛び立つ  
        コガモの美しい羽の色を楽しみながらの追いかけっこ

ほら!タシギが わあつ!長いくちばし

加曽利貝塚公園で観察会のふりかえり 「たくさんの鳥と会えてうれしかった!」