2008年度第3回ふれあい自然観察会「秋の花見川散策」
開 催
 平成20年11月1日(土) 晴
主担当指導員
 河添寿子
主 催
 千葉市環境保全推進課
企画運営
 千葉県自然観察指導員協議会
場 所
 花見川(花見川区役所前〜神場公園)
参加者
 27名  
指導員 11名  千葉市自然保護係 2名
  合計40名
(写真・報告 小西博典)
 秋晴れの土曜日、花見川サイクリングロードはのんびりと川辺を散策する人、ウォーキングやサイクリングを楽しむ人々で大変にぎわっていた。今回のふれあい自然観察会は花見川区役所前から神場公園までの約3kmの花見川サイクリングロードを散策し、水辺や土手にはえている、似たような大きな穂をつけるススキやオギ、ヨシなどイネ科の植物などを観察した。また、パックテストによる花見川の水などの水質検査を行い、花見川の水が市の基準を満たしていることを確認した。
  一方、穏やかに流れる花見川を眺めながら、天保期の印旛沼掘割普請と昭和期の花見川工事についての説明を受け、遠い昔の人々の努力に頭が下がると同時に、この自然環境、河川環境を守り、次世代に引き継ぐことの大切さを改めて認識したふれあい自然観察会であった。

花見川の観察会はジュウガツザクラの花見から

      *

花見川の水辺、土手にはススキ、オギ、ヨシ、に加え外来種のセイバン
モロコシが住み分けて、美しい穂が風になびき人々の目を楽しませている

ススキ、オギの見分け方、その特徴について指導員から説明を受ける

つる性植物の観察 どの種が生き残るかな

花見川の水や、水神社付近の湧水、ジュースの残ったボトルの水などの水質検査

ニガキをかじって木の名前の由来が分かりました

観察会の振り返りで意見交換をする参加者 とても楽しい観察会でした