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第199回 昭和の森自然観察会「昭和の森の土と地層」
開催 
平成20年7月13日(日)
天気:
晴れ
担当指導員:
須田聰恵 高井昭夫 米澤正弘
参加者 
大人19名 子ども3名 計22名
指導員 22名  合計44名
(写真・報告 赤木光明)
 千葉市で一番高い昭和の森の一部が11万年〜12万年前は、海底だった!
どうしてわかるの?今回は、私たちが立っている大地、下総台地の観察会でした。
赤みのある土、黒い土、きらきら光る小さな粒や感触、ところどころに固まっている貝がら、切り通しの斜面の穴や隙間からしみ出る水の流れ、泥の模様に見えたフサゴカイのマイホーム化石(生痕化石)等々、それぞれが昭和の森台地の成り立ちを教えてくれていたのです。
 コース終了後の5種の粘土と焼きあがった陶器の色合わせの楽しいクイズは疲れを忘れさせてくれました。大地のロマンに魅せられた観察会、次回開催を楽しみに散会しました。

モミジプロペラを飛ばして出発だ!

指導員のコース案内を真剣に聞く参加者。

緑の道、標高80メートルの八幡神社に到着 ⇒

12万年前、ここは海底でしたとの説明に思わず周囲を見回す。

山の上で見つけた11万年前の貝だ!

ウインナーソーセージ?  貝がらの近くで珍しいツチアケビが実をつけていた。

背中のトゲ見えた?  トゲアリだって。

斜面に貝の塊発見、誰か捨てたの?
急な流れで貝がらが集まって堆積した貝化石の層。
小中池からの登る道に3ヶ所もあった。

これは?虫の穴? ⇒

こんな形をしているフサゴカイの住み家の横断面、生痕化石でした。
    崖に縦断面が観察できました。

クイズで楽しんだ粘土と陶器の色合わせ

振り返り 「標高30mから95mの道をタイムスリップしてロマンを満喫しました」
等々楽しかったとの言葉をいただき、無事終了。