*

第195回 昭和の森自然観察会「昭和の森で一番の樹木を探そう」
開  催 
 平成20年3月9日 天気:晴れ                 
担当指導員:
小林義和 佐藤一枝 佐野由輝
参 加 者 
大人19名 子ども7名 計26名
   指導員 24名  合計50名
(写真・報告 須田 聰惠)
 2月の観察会が、国際クロスカントリーの開催日と重なったために中止となったので、2カ月ぶりの昭和の森観察会となりました。この間に遊具の老朽化とバリアフリー対応の工事が始まり、、遊具撤去と森の一部伐採などで大きく様変わりしていました。すぐ近くまで宅地造成され、駐車場から街の様子が見えているのが残念でした。
 3月の観察会は晴天に恵まれました。樹木の定義を聞き、昭和の森の中で高さ・太さ・樹冠の広がりなどの一番と変わった形の樹木探しに子どもたちと一緒にでかけました。簡単な測定板で樹高を測れることや幹周を測ると同時に直径が分かる巻尺に感動していました。また、子どもたちは意欲的に計測に参加して一番を見つけました。昭和の森の中に巨樹(幹の直径1m以上のもの)があることが分かり、一同感激!!! 昭和の森の樹木調査をしたいという意見も出たほどです。
 樹木の寿命・本数・密度などについてもクイズをしながら楽しく、深めることができました。
 おまけの話 時間が少し残ったので・・・・昭和42年(1967年)と平成19年(2007年)の航空写真を比較しながら40年の変化を参加者全員が、興味深く 熱心に聞き入っていました。公園の周りの森が少なくなっていることに愕然としていたのも印象的でした。樹木を測り、触れて対話した後だけに各自考えたことも多かったことと思います

木の高さの計測 みんな片目をつむって真剣!「23mかな〜?」

計測板の2mと木の2mの印がなかなか合わないよ〜

「幹周りは、胸高(約1.3m)で測ります」 

樹形が分かりやすいクスノキ

「すご〜い!直径1mだ。」 太さ一番のモミ!

切株を囲んで年輪や幹周りなど予想し、数えたよ 

航空写真のここに見えるのが、1番の木だよ!

昭和42年と平成19年を比べると・・・