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平成19年度第3回ふれあい自然観察会「大百池周辺の秋とクラフト作り」
開 催 
平成19年11月3日(土)晴
担当指導員
 後藤菊子
主 催 
千葉市環境保全推進課
委託協力 
千葉県自然観察指導員協議会
参加者 
大人23名 子ども9名 計32名
指導員9名 環境保全推進課 2名  合計43名
(報告;岩澤とし子  写真;小西博典)
 心配された前日からの雨が早朝には上がり 穏やかな観察会日和となった9時半 京成学園前駅を当日参加の方もあって32名4班で出発しました。
 建設途上のビルや新しい住宅が増えつつある街も大百池まで行くと 葭原にマガモ、バン、カルガモがゆったり泳ぎ 桜などの初紅葉でした。林縁には幾種類ものたくさんのドングリ。カラスウリ、ガマズミ、ビナンカズラの赤が緑の中に美しく目立ち、足元にはノコンギク、タデ、ヤクシソウの花々が咲いて豊かな自然が残る晩秋の田園風景でした。
 手入れの行届いた豊かな丘畑のエノキの大樹にたくさんのヤドリギが手に届くばかりにあり、縄文時代の貝塚近くの大ケヤキにも多数見られました。八剣神社の大杉、イチョウ、スダジイの大樹(シイノミは甘味があって美味しかったです)
 大百池公園で銘々作ったトチの実のテントウムシ、マテバシイのトトロのクラフトをお土産に 参加者から 身近に昔からの自然が残り 秋の実や種のいろいろが見られ 遠い過去から現代に思いを馳せ 1人で散歩していた時は全く気づかなかったことが分かりましたとの感想をいただきました。

大百池を観察しながら大百池台地へ歩いている5人の参加者

大百池を観察しながら大百池台地へ

大百池台地の入り口に高くそびえるエノキの大木に寄生するヤドリギを不思議そうに観察する5人の子どもと4名の大人の参加者の写真エノキの大木を下から写した写真

大百池台地の入り口に高くそびえるエノキの大木に寄生するヤドリギを
            不思議そうに観察する子どもさん

指導員の説明を聴きながら落ちていたヤドリギの枝を観察する2人の子どもの写真ケヤキの大木を見上げ双眼鏡でヤドリギを観察している参加者10名の写真

ケヤキの大木を見上げ双眼鏡でヤドリギを観察し、     
    指導員の説明を聴きながら落ちていたヤドリギの枝を観察する

八剣神社の境内でシ4の実を拾って食べ手いる3人の子どもと指導員の写真

八剣神社の境内でシイの実を拾って食べる。お味は? 栗みたい

15名ほどが一列になって保全区域に指定された染谷津を歩いている 開発が進み住宅がすぐそばにある写真谷津田を保全したとの表示の木製の掲示板

保全区域に指定された染谷津 すぐ側まで開発が進み住宅が迫っている

湧水のせせらぎに手を入れている参加者、15名ほどが見ている写真

染谷津の湧水を集めて流れる小川にはいろんな生きものが!

9名が横一列に楽しそうに歩いている写真

大百池公園台地で森林浴を楽しみながらクラフト作りの広場へ

4人の子どもがドングリやトチの実を使ってのクラフト作りをしている写真

観察会最後はドングリやトチの実を使ってのクラフト作り

母が子に作ったクラフトを見せている写真

お母さんと一緒に何を作っているのかな?
       微笑ましい親子のふれあい!

振り返りの写真、参加者13名写っている、子どもが指導員に報告している

観察会のふりかえり 楽しそうに感想を述べる子どもさん
         輝いた瞳が印象的!