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第42回 東葛研修観察会 
「バッタと鳴く虫の世界」
開催日: 
平成18年9月9日(土)
     16:30〜19:30
開催場所:
江戸川河川敷(松戸駅から徒歩)
講師:  
 渋谷 孝 氏
参加者: 
参加会員11名、
協議会指導員2名、一般3名
担当指導員:
渋谷孝子、多紀晶子
    (写真・報告: 三嶋秀恒)
 江戸川の河川敷で草を掻き分けて、バッタ、コオロギ、キリギリスの仲間を捕まえました。資料とパソコンを使っての学習会で、映像を観て鳴き声も聞きました。鳴くのは♂(♀を呼ぶ、♂と♂の喧嘩、♂と♀が一緒 の時の鳴きがあると言われている)、鳴き声は気温で音の高さやテンポがかなり違い、25℃程度が虫の活動の適温のようですね。オンブバッタとショウリョウバッタの見分け方、バッタの耳を観察して〜、前脚のトゲは肉食のしるし、ほとんどバッタは卵で越冬だが、クビキリギスなど成虫で越冬のものもある……など。
 トノサマバッタ、カンタン、クビキリギス、ケラ、シバスズなどの実物も観察できました。


江戸川の土手の草むらで虫の捕獲から始まりました


これはクビキリギスですか?


捕獲した虫を種類別に分類してカゴに入れています


パソコンで鳴く虫の映像を観て、鳴き声も聞きました


ショウリョウバッタの耳がここ(楊子の先)にあります、
                   見えますか?


これはエンマコオロギの耳です


セスジツユムシは背の高い草の上で鳴きます


ケラは土の中で鳴きます