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SSSN(小学校自然観察支援ネットワーク)第35回勉強会
「鵜原理想郷と海の博物館で大先輩の指導法を学ぶ」&「教科書の内容について学ぶ」
開 催 
平成18年9月17日(日)曇り後雨〜9月18日(月・祝日)雨後曇り
場 所 
鵜原理想郷周辺及び海の博物館と磯   
宿泊&屋内講習 
民宿「勘五郎」
講 師 
苅込 頼秀氏
(房総生物研究所 所長、当協議会会員、自然観察指導員 鴨川市在住)
担当指導員
河添寿子 佐口美智子 中坊陽子 
参加者 
指導員20名 地元一般参加者2名
 講師に房総生物研究所所長としてご活躍中の苅込頼秀氏を迎え、SSSN第35回勉強会が勝浦市鵜原で開催された。台風の影響による荒天のため、当初計画した鵜原理想郷および磯の観察会は短縮、中止された。しかしそのお陰で、指導員としても大先輩の苅込講師の花も実もある名講義を、じっくりと拝聴する機会を得たことは、望外の喜びであった。その他、教科書をヒントにしたSSSN観察会プログラム作成実習、海の博物館のバックヤード見学会など、実り多き研修会であった。
一方の狙い、県南部の指導員との交流という観点からは、もう少し南部の指導員の方々に参加していただければとの思いがちょっぴり残った。
   (写真・報告 小西博典)


観察会のスタート! 足取りも軽く鵜原理想郷へ


草花の名前の由来をユーモアたっぷりに説明される一方、
 名前などは二の次ですよ        
なぜ?どうして?疑問をもって観察する大切さを力説される講師


3グループに分かれ、小1,3,6年生の観察会プログラムを作成する


小学校1年生用プログラム「あきをみつけよう」を発表する指導員


熱の入った発表の後、いろんな観点から質疑応答が熱心になされた


「磯の観察会」の講義の冒頭の質問    
    “タコの鉢巻はどの部分?どーだ!”


手づくりの素敵な資料を使っての         
  「石の穴にすむ貝」についての講義


いろんな貝の標本を示されて、            
いろいろな切り口からの説明を拝聴する


普段は見学できない、            
海の博物館の調査研究エリア・資料管理エリアを見学する


一泊二日の勉強会を振り返り、明日への決意を語り合う参加者