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研修会 
「コンニャク作り」
開催日 
2006.12.3   10:00〜15:30
講 師 
坂本文雄 氏
開催地 
千葉市若葉区:泉自然公園
参加者 
 指導員11名+親しむ会5名
写真・報告
 石嶋基次
 昨年に引き続きコンニャク作りを行ってみました。昨年は半分が固まらず、失敗しましたので今年はリベンジと一同意気込んで取り掛かりました。前半はマニュアルどうりの工程と時間で行いまずまずの成績でした。
 いよいよ凝固が始まりましたが思うように固まらず、必要時間をオーバーしても固まりが悪いのです。昨年のような液体状では無いのですがゆるいのです。特にビニール袋に入れたのは、空気との触れ合いが無いので余計に固まりが悪く、取り出して手で団子状に丸めてお湯の中に入れて茹で上げました。お盆は深さが無いので薄いコンニャクとなり、いずれも食味は柔らかく、制作者(老人向き)に適応した仕上がりでした。味は良かったとの評価なので一安心でした。考えられる要因は幾つかありますが、1年に一度の制作なので仕方が無いでしょう。何事も技術と経験は大切で、良い品質の物を作るのは大変なことが判りました。我々の自然観察も日頃から研鑽を積んでおかないと、「何時でも何処でも」は出来ないとコンニャクに教えられた師走の研修会でした。


講師による作業開始前の説明


コンニャク芋のすりおろし


お湯で溶かした凝固薬を入れて


素早く男性の力で攪拌


容器・袋に入れて凝固を待つ


容器の分熱湯に入れて茹で上げ


茹で上がって色が変った所


袋の分は手で団子状にして茹で上げ