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ゲンジボタル愛護会活動記録 
−カワニナ捕食中のケンジボタルの幼虫発見−
活動日 
平成18年3月9日(木)晴れ
活動場所
 昭和の森、竹林前の斜面林下水路
参加者 
愛護会一般会員 4名
指導員会員 7名  計11名
 (写真・報告 石嶋基次)
 ゲンジボタル愛護会3月定例の野外研修は、一昨年に数多くの飛翔が確認できた竹林前の林を小中川に流れる水路での、ゲンジボタル幼虫調査でした。腰の深さの水路に入り、わずかに流れる水の中から、溜まっている砂利や砂地の中を金網のフルイで浚いました。10mほどの間を調査し、カワニナ・ヤゴ・ガガンボ・ヨコエビなどが見つかり、コンクリートのU字溝の中にもいろいろな生き物が居ることが判りました。目的のゲンジボタルの幼虫が須田さんの手でついに捕獲され、一同興奮状態の中、田口氏の正否同定がでるまではらはらしていました。形態・エラの状態からカワニナに頭を入れて捕食中のものと判明。幼虫の生態の一部が観察出来て大喜びでした。自然の中で幼虫確認が出来るは珍しい事で、時期や場所が良かったのでしょう。貴重な記録が残せました。


竹林前の斜面林下水路 A点 発見場所


同じ水路 B点


ゲンジボタルの幼虫発見


捕獲したときはカワニナを捕食中


確認の為に丸くなっているのを開いてみる


ヒガシカワトンボのヤゴとヨコムシ・カワニナ