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「フィールドミュージアム研修会」
−タゴガエルの生態−
開 催 
平成18年6月18日(日)小雨
場 所 
市原市梅が瀬渓谷
講 師 
千葉県立中央博物館 上席研究員 
     大木淳一 氏
担当指導員
 石嶋基次
特別参加
千葉県立中央博物館友の会事務局長
     三幣良信 氏  
参加指導員
 9名
 小雨が降ったり止んだりの蒸し暑いカエル日和の日曜日。梅が瀬渓谷で、タゴガエルの生態を観察する「フィールドミュージアム研修会」が講師に県立中央博物館の大木淳一氏をお招きして開かれた。梅が瀬渓谷でのタゴガエル観察研修会は毎年開かれ、今回で4回目である。今年生まれたばかりの子ガエル、去年生まれた子ガエル、大人の大きさのカエルという三世代のタゴガエルとの出会いを期待し、今回は時期を少しずらし開催された。
 建物や展示物が無くても、自然そのものを資料として活用する新しい形の博物館活動「フィールドミュージアム研修会」。かわいいタゴガエルの赤ちゃんを観察しながら、タゴガエルが生息できるこの素晴しい渓谷の環境維持・保全についても考えさせられた「フィールドミュージアム研修会」であった。
(写真・報告 小西 博典)


池にせり出した木の枝にたくさんのモリアオガエルの卵魂が!


梅が瀬渓谷の清流の石の上にたたずむカジカガエル


タゴガエルを探しに清流を上る参加指導員


お目当てのタゴガエルに出会い、参加者の皆さん感動し観察する


とても小さくてかわいい今年生まれたタゴガエルの赤ちゃん

田島正子氏撮影


三つの異なる大きさのタゴガエルを観察しながら、タゴガエルの一生について説明を受ける


タゴガエルのマンションを背に、地層とタゴガエルの生態について説明する講師


途中、梅が瀬層の互層についても講義を受けました