フィールドミュージアム研修会A(第2日)
開催日 
平成17年6月25日(土)〜26日(日)
開催場所 
国民宿舎「清和」・清和県民の森
講 師 
千葉県立中央博物館 上席研究員 フィールドミュージアム担当
 大木淳一氏
参加者 指導員 17名 一般5名 計22名   

担当指導員 石嶋基次、小西博典、盛一昭代

 千葉県立中央博物館では3年前より「房総の山の自然や文化そのものを“資料”や“展示物”と考える新しい形の博物館活動」を展開している。(中央博物館だよりNo56参照)今回の研修会では講師に大木淳一氏をお招きし、三島小教室博物館の見学や現地での自然観察会、「房総の山のケモノたち」の講義などを通じ、その活動の概要や考え方を研修した。「建物がなくてもできる博物館活動、フィールド・ミュージアム」の成果が一日も早く「山の博物館」に反映されることを祈りながら貴重な1泊2日の研修会を終え、清和県民の森を後にした。
(写真・報告 小西博典)




朝1番の講義「房総の山のケモノたち」夜間の自動撮影装置による貴重な写真も


清和県民の森「自然観察路」の狙いは何ですか?


自然の中に散在する無数の資料を展示物として観察するフィールドミュージアムです


自然観察路にはいろんな標本があります。ほら!野生動物の足跡や材化石が!


約500万年前の清澄層の鍵層を、講師の説明を聴きながら観察する


大滝を背に、研修会最後の観察は小糸川の水棲生物の観察です


小糸川岸辺の岩肌で羽化するコオニヤンマ


「普通の自然を残すことの大切さがよく判りました」研修会振り返りで