* 東京電力の旧火力発電所跡地にビオトープとして作られた施設でした。
作られて3年目なので全体的に観察するポイントはあまり無く、これからの場所との感じです。
千葉市の鳥、コアジサシの営巣地が確保されていましたが残念ですが営巣はゼロでした。
僅かに飛来して来たコアジサシが観られましたがあまりお気に入りではないようです。
沢山の樹木の苗木が移植されていますが、砂地と潮風にあまり元気は有りません。
鳥の池、水生植物用の池は工業用水からの転用で出来ています。
当日の参加者は「ふれあい自然観察会」に相応しく子供連れの家族が多く、賑やかな声が広場に響いていました。ヒバリ、セッカの姿や声ものどかに聞かれ、運の良い班はコチドリ、シロチドリ、カワウなども観察出来、トンボもギンヤンマ、シオカラ、ショウジョウ、などの姿を観る事が出来ました。
海の遊歩道では釣りを楽しむ人もいて、クラゲが沢山浮いている中でスミイカを吊り上げていました。
小さいながら田圃もあり近くの小学校の児童により稲が植えられており秋が楽しみでしょう。
出来たてのビオトープ?と考えて5年、10年後に期待したいです。今後の全体的な自然環境保全管理をどのように行なうか、ビオトープとしての存在が決まるのでしょう。
東電の施設に対する配慮と東電OBによるボランティアスタッフの活動も期待したいところです。
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