第103回 東葛しぜん研修会
こんぶくろ池博物公園の自然めぐり
日 時 2014年6月1日(土)10時~12時30分
場 所 こんぶくろ池(柏市)
参加者 31名(うち子ども4名)、指導員23名+協議会1名
担当指導員 日野原・大貫・ 山下・市川
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  今年一番の暑い日でした。森の中は弁天池とこんぶくろ池の湧水があり、周辺環境より気温が低く、ウメモドキ・コムラサキ・ズミなどの植物が生育しています。湿地林に生息する珍しい昆虫類の繁殖もあり、都市化が進む地域で稀有な自然環境が広がっているところです。
  
写 真 集

01 晴れわたって光の眩しい所でのミーティングから、観察会が始まりました

02 18.5haの貴重な動植物が生息する森のお話し

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03 コナラの下でマイマイガの幼虫を手に乗せて観察:
ブランコケムシと呼ばれて、2齢以降の幼虫に毒はありません

04 ノジトラノオを見に行ったら、サラサヤンマがホバリングしいて、よくみられました

05 池があって林縁沿いを好むトンボ:サラサヤンマのお話し

06 春の恵み:タラノキにはトゲがあり、若芽は天ぷらが美味しいですヨ

07 エゴノキの観察:エゴツルクビオトシブミを見つけて、中には卵が入っている揺籃?

08 こんぶくろ池は常総粘土層の上面の地下水が地表に浸み出したもので、珍しいタイプの湧水です

09 整備活動で散策路を作って、森の保護ができて、歩きやすくなっています

10 イヌザンショウはミカン科の落葉低木で、香りがほとんどありません