第102回 東葛しぜん研修会
森で不思議探検ツアー
日 時 2014年5月3日(土)9時30分~12時
場 所 おおたかの森(流山市)
参加者 41名(うち子ども16名)、指導員20名
担当指導員 川瀬・片岡・ 西池
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  緑や森が身近にあることによって人間はどんなメリットがあるのかを考える観察会で、今回のテーマ:森があることで快適に豊かに暮らせることを意識してみよう!駅前から街路樹・公園内を通り、市野谷調整池横を歩き、市野谷の森へ入ることで、都市から森へのアプローチを実際に体験していただきました。森は静かで涼しくて、気持ちがよいです。楽しい発見がたくさんあり、素晴らしいところですネ。 森のシンボルツリーのオオカシ(シラカシ)の幹周りを子どもたちが測定し、高さを樹木スケールで測る楽しみを試みました。 運河には多種多様な植物(548種、うち絶滅危惧種35種)があります。この理由は、土手が急斜面で容易に立ち入ることが出来ないため、いろいろな種の草が生き残っており、土手から水辺までは定期的な草刈りにより、背丈の低いアマナ・スミレ・フデリンドウ・ジロボウエンゴサクなどが生き残ることができました。また、土手は土盛りして固めたもので、滲み出し水が川辺りに溜まり湿地帯になっているため、セリ・クレソン・オギ・ヨシ・ヤナギ・マコモ・アキニレなど湿地の植物が多数見られます。
  
写 真 集

01 アオキのムシコブなどのお話し、どんな虫ですか?

02 シロダモの新葉は、毛が生えていてウサギの耳みたいですネ

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03 ミズキのオトシブミを観察、どんな虫が入っていますか?

04 森のシンボルツリーの広場で全員集合:60名

05 子どもたち3人でシンボリツリーを測定:幹回り3.8m

06 測定用定規で測って、多数決で:樹高27mに決定

07 大樫の向こうにはオオタカがいるかもしれません

08 オオタカの羽色は青灰色であることから、「蒼鷹(アオタカ)」と呼ばれ、
それが「オオタカ」に転じたとのことです

09 草原でトウダイグサなど発見

10 ムクロジの実を見つけたり~