第101回 東葛しぜん研修会
利根運河に春の花を訪ねて
日 時 2014年4月6日(日)9時30分~12時50分
場 所 利根運河(流山市)   天気:晴
参加者 一般18名、指導員18名、協議会2名
担当指導者 北山・ 高橋・ 長谷川
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  運河には多種多様な植物(548種、うち絶滅危惧種35種)があります。この理由は、土手が急斜面で容易に立ち入ることが出来ないため、いろいろな種の草が生き残っており、土手から水辺までは定期的な草刈りにより、背丈の低いアマナ・スミレ・フデリンドウ・ジロボウエンゴサクなどが生き残ることができました。また、土手は土盛りして固めたもので、滲み出し水が川辺りに溜まり湿地帯になっているため、セリ・クレソン・オギ・ヨシ・ヤナギ・マコモ・アキニレなど湿地の植物が多数見られます。
写 真 集

01  サクラが満開で、好天の観察会日和でした

02  「菜の花」は、黄色い花をつける「アブラナ科アブラナ属」の総称で、
セイヨウアブラナ・セイヨウカラシナを観察

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03  S字に曲がる利根運河の美しい曲線が一望できるポケットパーク「眺望の丘」

04  ツクシ・センニンソウを観察

05  これはノジシャですね

06  ウラシマソウの群生を見つけた

07  ベニシジミ・アオサギ・キジ、運河の蛇行

08  クヌギの花序に雄花がびっしり、指先の小さなコブみたいなものがドングリの赤ちゃん、
2年かけて大きくなります

09  ノジスミレ・タチツボスミレ・アマナ・トウダイグサ

10  カントウタンポポ・ショカッサイ・オオイヌノフグリ・コゴメイヌフグリ