第64回 東葛しぜん研修会
クモから環境を知る
日 時 2012年9月27日(木)10~12時30分 天気:曇り
場 所 こんぶくろ池(柏市)
講 師 浅間 茂氏(我孫子市)
担当指導員 大貫、三嶋
参加者 指導員20名、協議会3名、こんぶくろ池6名、一般1名、計30名
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  地表近くにたまった地下水がしみだして湧水池となった「こんぶくろ池」と「弁天池」。手賀沼の源流ともなるこの池の周りには、緑豊かな湿地が広がっていて、多様な植物が生育し、絶滅危惧種の植物が30種類近く群生し、オオタカやカワセミなども生息している自然豊かな森です。このフィールドを拝借しての観察会で、2年前の調査と同数のクモ37種が発見でき、今回になかったもの13種、追加されたもの16種で、差引53種ものクモがこの森で確認され、良好な自然状態を保っているとの判断が出来ました。
写 真 集

01  浅間先生のクモのレクチャーから始まりました

02  それぞれにクモを探して、採集・観察をしました

03  樹木・草地・水辺があり、自然環境が豊かなフィールドです

04  これはオウギグモですね。スプレーで網をよく見えるようにしての観察

05  マネキグモを虫メガネで観察

06  このクモは何でしょうか?

07  ハツリグモを接写:パチリ!

08  ヒメグモを観察:シートアミがありますね。ヤリグモもいます

09  コクサグモ(交尾を邪魔しました)、フタオイソウロウグモの卵のう、
オオハエトリグモの巣、チリイソウロウグモと卵のう3ヶ

10  ふりかえりの採集クモリストでは37種を確認でき、
「よい自然環境を保っている」との評価でした