第63回 東葛しぜん観察会研修会
どう残す? どう作る? 調節池の自然環境
日 時 2012年6月19日(火)10~12時 天気:曇り
場 所 大柏川第2調節池予定地の湿地(鎌ヶ谷市、市川市、船橋市の市境付近)
参加者 指導員14名 一般2名 案内人1名 計 17名
担当指導員 多紀晶子 高野満里子
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  鎌ヶ谷市の馬込沢駅から調節池に向かいました。中沢川、二和川、根郷川が合流し、大柏川となる地域で、真間川から東京湾へと流れていきます。大柏川第2調節池予定地辺りはヨシ原が広がり、オオヨシキリが賑やかで、ウグイスも鳴いてくれました。湿地帯では小川沿いに進み、藪コギをしながらハンノキ林を訪れました。(高野さんがよい写真を撮ってくれました)
写 真 集

01  大柏川第2調節池予定地の湿地に、ここから入っていきました。

02  湿地帯の中にはヤナギも繁茂して、生物多様性が豊かな所とみられます。

03  整備されていない湿地帯では、草をかき分け、藪こぎで進んでいきました。

04  小水路の流れるハンノキ林を歩く、素晴らしい景観です。
ハンノキ辺りは同じ環境が長い間続いているといわれています。

05  ハンノキの下方には、幼木が元気に成長していました。

06  支流では自噴する湧水がみられ、大柏川に合流する地点では水量が豊富です。

07  藪こぎで見られた虫たち:コガネグモ・イオウイロハシリグモ・ヒメギス・セアカヒラタゴミムシ

08  アキアカネがじっとして、マイマイガの幼虫(ブランコケムシ)が気持ち悪いくらい
いっぱい樹に張り付いていましたヨ。

09  美味しそうな蛇いちご、これはヤブヘビイチゴでしょう。