第79回 東葛しぜん観察会
オオタカ舞う市野谷の森
日 時 2012年4月1日(日) 天気:晴
場 所 市野谷の森(流山市)
参加者 一般39名(内 子ども4名) 指導員23名
担当指導員 大木陽子、川瀬美幸、渋谷孝子
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  千葉県で初めてオオタカの営巣が確認された市野谷の森は、つくばエクスプレスの開通に伴う開発で消滅の危機となりましたが、行政への提案と交渉を続けた市民活動が実り、樹林地の約半分が公園として残されることになりました。生物多様性地域戦略を市町村レベルでは全国で最初に策定した流山市。調整池の整備や街路樹の様子などの街づくりの特徴も見ながら森を目指し、オオタカには出会えませんでしたが、春浅い森の自然を楽しみました。
写 真 集

01  イヌザクラの大きな木の前で、元々あった森の樹木を生かした公園作りが 行われていることや、
郷土樹種にこだわった植栽のお話をしました。

02  ここから公園予定地の市野谷の森に入ります。

03  森の中、ササを刈った場所には色々な草が芽を出していました。

04  トリカブトはニリンソウに似ているので注意

05  オニシバリの黄緑色の小さな花が観られました。

06  タチツボスミレ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ウサギが食べた ジャノヒゲ

07  不法投棄の残土でせきとめられ出来た池ですが、今では森の貴重な水場となっています。

08  スギの古株に"コケの花"(胞子体)が観られました。

09  このアオキの実は虫こぶ。中では、ちいさなハエが育っています

10  シラカシの巨木は4人の子どもが手をつないで… 320cm!