第76回東葛しぜん観察会
冬の樹木ウォッチングin柏の葉公園
日 時 2012年3月4日(日)9時~12時30分 天気:曇り
場 所 柏の葉公園(柏市)
参加者 一般38名(内 子ども1名) 指導員17名
担当指導員 木村将夫、中川康代、渋谷孝子
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  元は米軍の基地で、開園したのが1985年、広さは約40haの県立公園です。園内は日本庭園やイタリア庭園、四季の広場、バラ園などがあり、四季の移ろいを感じながら、園内をゆっくりと散策されている方が多くいます。今回は、春に向けて植物たちはどんな工夫をしているかの観察会でした。
柏の葉の由来:葉には芳香があり、さらに翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から「代が途切れない」縁起物とされ、柏餅を包むのに用いられています。
写 真 集

01  冬のアジサイには小人の顔が観られます。

02  モミジの冬芽と葉痕を観察、枝先に残っている種を飛ばしてみました。

03  アキニレの樹皮が剥げるのをみると、ジグソーパズルみたいですね

04  コウヤマキの大きな「まつぼっくり」!

05  マンサクの細長い4枚の花びらがツボミの中でどのようにたたまれていたかを観察

06  ヤブツバキは鳥を呼ぶためにどんな工夫(色・形・蜜のため方)をしているのでしょう?

07  イスノキの虫こぶはアブラムシの仕業:ヒョンの笛を吹いてみました。

08  トチノキの葉痕は可愛い顔に見えます。

09  美しい毛で覆われているネコヤナギの花穂、コブシも暖かそうな毛皮のコートを着ています。

10  最後にセンダンのお話しを聞きながら、落ちている実を拾いました。