第76回東葛しぜん観察会
オオハクチョウや冬鳥を観よう
日 時 2012年2月5日(日)9時30分~12時 天気:晴
場 所 西白井の清水口調整池(白井市)
参加者 一般17名(内 子ども2名) 指導員21名
講 師 和仁道大氏
担当指導員 新堀、木村(将)、川瀬
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  今年のオオハクチョウの初飛来は10月27日で、1月15日には16羽になりました。 現在は成鳥11羽・幼鳥2羽でした。オオハクチョウは北極海に近いシベリアのツンドラ地帯から、3~4,000kmもの長い旅路で日本にやってきます。北海道や東北地方に多く飛来し、太平洋側では西白井の清水口が最南限で、当地の記録では、1993年に飛来してから、今年で19回目になります。10~11月に飛来し、3月に北へ旅立ちます。両翼を広げると2.5m、体重8~12㎏、口ばしと両脚をのぞいて全部が白い羽毛で覆われており、カン高い声で「コォーコォー」と鳴きます。池にいるカモ類などは約500羽で、オナガガモが多く見られます。西白井駅から10分程度の調整池で、金網越しに真近に見られ、双眼鏡があるとなお一層楽しめます。当日に見られた鳥は、24種。下見会で観られた鳥は、30種でした。
写 真 集

01  オオハクチョウや冬鳥は、約500羽来ています。

02  今日のオオハクチョウは、幼鳥2羽を含めて13羽。
シベリアから3,000~4,000km飛んできました。

03  カモの中では、オナガガモが多く、♀が多く見られました。

04  子どもたちが見やすいように、フィールドスコープを低く設定してあります。

05  講師の和仁さんから冬鳥の生態など、いろいろと話してもらいました。

06  双眼鏡やフィールドスコープの合わせ方を勉強しました。

07  樹上のきれいなキジバトを観察

08  自然観察:スズメの小便タゴ(イラガの繭)も観察

09  調整池にユーカリが何故植わっているのでしょう?

10  イスノキの虫コブ(アブラムシの仕業)を見つけて、笛を楽しみました。