東葛しぜん観察会(第58回研修会)
観察会の危機管理の実践
日 時 2011年5月10日(火) 天気:曇り
場 所 八柱駅~新山の森~千駄堀湧水~21世紀の森と広場
参加者 東葛13名、協議会7名 計20名
担当指導員 蔀 正雄 田中玉枝
写 真 三嶋秀恒
  観察会のテーマ:「千駄堀の自然と歴史を訪ねる」で、新緑の中、台地から谷津へと変わる地形を歩きました。松戸市東部から延びる台地に、江戸川沿いから続く低地が入り込んだ谷津の地形がみられ、起伏に富んでいます。出発前の体操で体をほぐし、お互いに相手の様子に気を配りながら歩くこと、坂道の歩き方、階段の上り方。後ろの人と距離が開いていないか、先頭は時々後ろを振り返る などの注意点。キシノウエトタテグモの観察もありました。やや急な斜面です。危ないところでは「危ないですよ!滑るから気をつけて!」と言葉で言うのではなく、手を貸して危険を防ぐという実践をやりました。21世紀の森と広場では、ガイデングリスクアナリシスを作る必要性や、その手順、ファーストエイドの順序、必要な救急用品や持ち物の確認、搬送や休ませる体位なども実践しました。
(文:田中玉枝)
写 真 集

01  出発前の体操で体をほぐしました。

02  階段の上り方:前の方との間隔をとって、後ろの方を気遣う。

03  新山の森は松戸里やまボランティアのフィールドで、きれいに整備されています。

04  樹林地の地形説明と坂道の歩き方の指導、塀の後ろは不法投棄のゴミ。

05  千駄堀湧水、水と緑のある憩いの場です。
解説は計画時間内におさめ、終了時間は予定通りとします。

06  担当指導員の蔀さんと田中さんは、事前に危険を予測・対策を講じ準備万端でした。

07  キシノウエトタテグモを観察、こんなクモです。
スタッフは積極的に安全確保の介助を行いました。

08  新緑の中で、白いミズキが目立つ季節でした。

09  21世紀の森と広場で「観察会の危機管理・実践研修のおさらい勉強」をしました。

10  蔀さんから、必要な救急用品や持ち物の説明、搬送や休ませる体位などの実践。