第65回東葛しぜん観察会
実りの秋 手賀の丘の古墳と谷津田を訪ねて
日 時 2010年10月3日(日)9:30~14:00 天気:曇り
場 所 手賀の丘公園と谷津田(柏市)
参加者 大人30名、子ども2名、合計32名、指導員15名
担当指導員 日野原純子 鈴木俊二 龍門海行
写 真 三嶋秀恒
  手賀沼の南岸を見下ろす台地上に造られた27haの自然を生かした公園で、旧石器時代から古墳時代まで、人々の暮らしが営まれたところです。手賀沼を望む山中には東葛地域で一番古い北の作1号古墳、平安時代に行基が開山した弘誓院には柳戸の観音様、村の入口には庚申塚などが見られます。谷津田の景観を愛でながら、アケビ・カラスウリ・オニグルミ・カラムシなどを観察しながらのウォーキングを楽しみました。
写 真 集

01 公園の周辺は自然豊かなところで、ミカン・ユズ・カキなどが実っていました

02 手賀沼は1000年ほど前には香取海の一部でした

03 林の周辺にはカラムシが自生し、茎の皮から繊維をとるお話も~

04 カラムシの葉っぱには、フクラスズメ(蛾)の幼虫がいっぱい!

05 クヌギとクリの葉の見分け方、クリのイガの生え方のお勉強

06 杉の木の洞から桜が生えている「柳戸の杉桜」です

07 黒い種子と赤い鞘が特徴のトキリマメを観察

08 手賀沼を望む山中にある「北の作古墳」(3~4世紀の前方後方墳が2基)

09 昔の片山村の入口には、多くの庚申塔があったようです

10 ヒガンバナ・シロバナヒガンバナが花盛り、今年は遅咲きですね