第59回東葛しぜん観察会
谷津の自然に親しむ・岡発戸の自然豊かな谷津を歩こう
日 時 2010年4月4日(日)9:30~14:00 天候:曇り
場 所 我孫子市 谷津ミュージアム
参加者 一般22名 指導員19名 合計41名
担当指導員 鈴木とし子、大木陽子、髙野満里子
写 真 三嶋秀恒
  我孫子市の谷津ミュージアムは、斜面林・水田・湿地からなる岡発戸(おかほっと)・都部(いちぶ)の谷津で、約40haもの広大な面積をもっています。昔から湧水や斜面林の落ち葉などを活用した水田耕作が行われ、ホタルやアカガエルなどの生きものを育む場所でした。農業・自然暮らしが一体となった農村の環境を復元して、将来を展望した活動が行われているところで自然観察を行いました。谷津田には水生植物が住み、それを食する者、里山に住む鳥類、哺乳類と多種多様性に富んだ生き物が育まれています。
写 真 集

01 谷津ミュージアムの入口で朝のミーティングとストレッチ体操をしてから観察会に出発

02 湿地と雑木林には、ヘイケボタルとニホンアカガエルが生息しています

03 谷津田での観察:このホトケノザは、春の七草ではありません

04 オオイヌノフグリ・ヒメオドリコソウ・ムラサキケマンなどが花ざかり

05 ニホンアカガエルとアズマヒキガエルのオタマジャクシがいっぱいでした

06 タチツボスミレはあちらこちらで観られました

07 これはタチツボスミレの群生

08 キジムシロはここだけに観られ、黄色い花の咲き方を観察。予想外の柔らかな手ざわり

09 キジが座るムシロのようですか? バラ科の多年草、花弁は5枚

10 サクラもコブシも満開でした