第57回東葛しぜん観察会
田んぼの貴婦人 タゲリを探そう
開催日 2010年2月7日(日) 天気:晴 強風
場 所 利根運河 新川耕地(流山市)
参加者 一般31名 指導員21名 合計52名
担当指導員 北山 繁 蔀 正雄 鈴木俊二
写 真 三嶋秀恒
  江戸川との合流点に新川耕地が大きく広がっており、「タゲリの田んぼ」とも呼ばれ、タゲリやケリがたくさん見られるところです。タゲリは、ハトと同じくらいの大きさのチドリ科で冬鳥。シベリアや中国東北部などで繁殖し、越冬のため10月末から11月初旬になると飛来します。警戒心が強い鳥で、観察が難しいですが、美しい羽と頭の長い冠羽が特徴で、その優雅な姿から「田んぼの貴婦人」と呼ばれています。今回は強風のため飛び立つところを見られただけでした。運河では、カルガモ・ヒドリガモ・コガモなどのカモ類・コサギ・アオサギ・イソシギなどが見られ、カワセミが川面を飛び去っていくのを見られました。ラッキー!
きみちゃんの川柳:「タゲリどこ 鼻水すすり 風分ける」
写 真 集

01 タゲリの田んぼで、12月に撮影:鈴木俊二氏

02 頭の長い冠羽が見えますね

03 新川耕地(田んぼの畦道)でタゲリの飛び立つところが見えました

04 カモ類が日向ぼっこで、たくさん観られました

05 コサギとカルガモが仲良く遊泳

06 利根運河の土手からヒドリガモやコガモを観察

07 カワセミの川面渡りが見られて、ラッキー!

08 イソシギも観察

09 防寒服で武装して、風の強い観察会が開始