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第362回 昭和の森自然観察会
春の花
日 時 2022年4月10日(日)10:00~12:00
参加者 大人14名 子ども6名  指導員8名 他1名  計29名
担当指導員 佐藤 八木
報 告 梅宮玲子(市原市)
  初夏のような暑さの中、「春の花」の観察会が実施されました。普段、雑草といわれて
見過ごされたり、抜かれたりしている沢山の草花が地面を覆っています。ルーペで小さな花をよく観察すると、自然の繊細な美しさ、不思議さ、子孫の残すための様々な知恵と工夫を感じとることが出来ました。
写 真 集

01  佐藤指導員の手作りのアクセサリーを身につけて喜ぶ子供達。2班に分かれて開始。

02  今日は普段雑草とよばれている草花をみてみましょう。みなさんの足元を見て下さい。

03  タンポポの資料を見ながら、タンポポのオシベとメシベがどこにあるのか質問。
1本のタンポポに舌状花は何本?みんなで数えたら153本もありました。

04  外来種のセイヨウタンポポと在来種のカントウタンポポの違いを総苞片の反り具合や
葉の形から判断。花と葉の形から交雑しているタンポポも多数みられます・・・

05  イヌシデとアカシデの花の違いをルーペで観察。若葉もとても柔らかくてきれい。
アカシデは花も赤みがかっている。

06  オオイヌノフグリのオシベがメシベにどのように受粉するか佐藤指導員が身振り手振りで実演。

07  アオキの雄木と雌木の花の違いをみる。4個黄色く見えるのは雄花。
赤い実(虫こぶかも?)がついているのは雌木。

08  ウラシマソウは小さい株の時は雄花(画像)大きくなると雌花に性転換。
肉穂花序の先端がなんで伸びているのか、わかる人はいますか?

09  左上から時計回り。ウマノアシガタ、タチツボスミレ、カタクリ、キランソウ(拡大)ノアザミ。
中心はキランソウ(地獄の窯の蓋)

10  草花の間を歩いていたアマガエル君。捕まってしまい、びっくり。
みんなで良く観察した後はすぐにその場で解放。