第245回 昭和の森自然観察会
木の花
日 時 2012年5月13日(日)13~15時
参加者 大人18名 指導員15名  計33名
担当指導員 佐藤一枝 佐野由輝 山下美佐子
報 告 井上智史(千葉市)
  好天に恵まれ強い日差しを感じる中、「木の花」を見て廻りました。花と言えば下を向いて愛でることが多いですが、この日は上を向いて、普段あまり目にとめることのない花々を観察しました。参加者の方々には、どの木にも花が咲くということを再認識し、かつそれぞれの巧みな戦略に感心するひとときであったようです。
写 真 集

01  まずはホオノキの、雌のち雄の高等戦術の説明からスタート。

02  どんぐりという実がなるからには花がある。シラカシ。

03  ツツジの花は見慣れているけれど、じっくり見たことはあまりないかも。

04  ツツジの花には様々な昆虫がやってくる。花粉まみれのクマバチも。

05  モミジの花は終わってしまい、若い種がついていました。

06  松の雄花・雌花を観察。どの部分がまつぼっくりになるのだろうか。

07  オオデマリの花は装飾花。雄しべ・雌しべが退化していて種をつけない。

08  トチノキの巨木に上向きの花の房が多数ついている。

09  トチノキの手頃な花を観察。こんな近くではなかなか見られない。

10  トチノキは両生花のはずだが雌しべが見当たらない。退化している?