第244回 昭和の森自然観察会
カタクリは見た! 谷津のドラマ
日 時 2012年4月8日(日)13~15時
参加者 子ども1名 大人17名 指導員18名  計36名
担当指導員 盛一昭代 小林義和 堀 泰洋
報 告 川北紀子(千葉市)
  開花が遅れていた桜も満開をむかえ、お天気にも恵まれたとても気持ちの良い春の日の観察会となりました。昭和の森に自生しているカタクリも保護されながら、その数を年々増やしています。見頃となったカタクリの花にどんなドラマが隠されているのか、参加者たちはワクワクしながら観察会をスタートさせました・・・
写 真 集

01  園内はお花見客でにぎわっていましたが、観察会の参加者たちは、
桜よりカタクリの花を楽しみにしていらっしゃるようでした…

02  指導員からカタクリの花の種が開花するまでには、7~8年の歳月がかかるという話等を聞いて、皆さんはとても驚いていました。

03  カタクリをはじめ、たくさん生き物たちが暮らす里山。里山と谷津の成り立ちについて
教えていただきました。ここ昭和の森もその昔、谷津だったのですね!!

04  集合場所から菖蒲田の方に降りていくと、菖蒲田の奥にはヒキガエルや東京サンショウウオの
卵のうがたくさんありました。孵化したばかりのトウキョウサンショウウオの幼生を
皆さんで観察しました。とっても小さな命…元気に育ってくれますように!!

05  カタクリの群落を前に赤紫に染まった山を見て、皆さん感激…

06  ボランティアガイドの方からカタクリの解説を伺うことができました。

07  昭和の森の中に調整池が造られることになり、2002年に移植されたカタクリたちも
元気に咲いていました。

08  お花見広場では、楽しそうな人々の声が聞こえていました…

09  足元には、近ごろ街中では見かけなくなったカントウタンポポの群落が広がっていました。

10  春をいっぱい体に感じて、いろいろな発見に感動した観察会でした!!