第221回 昭和の森自然観察会
春をいろどる花
日 時 2010年5月9日(日)13:00~15:00  天気:晴れ
参加者 大人23名 子供2名 指導員20名 合計45名
担当指導員 河北紀子 盛一昭代 八木千里
写真・報告 小林義和(千葉市)
  小さな公園などではシンボル的な木を植えて、○○公園などと木の名を公園の名前にしている。街路樹の名前をつけて、サクラ道、とかケヤキ道、マロニエ道。また、町会の婦人部や子ども会などにも「花水木の会」などと木の名前を入れて、親しまれている樹木が沢山有ります。そのような身近な樹木を観て回りました。4月の安定しない天候の影響のため躑躅の開花がいつもの年に比べて遅めである。今日は何種類かの躑躅を見て回ることが出来た。
写 真 集

01 オオムラサキを前に躑躅(つつじ)と皐月躑躅(さつきつつじ)等の
説明を受けている観察会の参加者。

02 オオムラサキには密標がある。昆虫に密の有りかを知らせるためのサイン、なめると甘いよ。

03 こちらが躑躅(さつきつつじ)今は旧暦では卯月、
旧暦の皐月になってから花を咲かせるところからの命名。

04 イヌシデの花はもう散ってしまい、種子がついている。この形から四手(しで)の名前がついた。

05 マツの雌花(つぼみ)雄花は派手に咲くが雌花はひっそりと咲くために
マツのように目立つ樹木はめずらしい。

06 オオシマザクラの実、食べることが出来そこそこの味わい。
葉は塩漬けにして桜餅を包むのに、実生苗はサト

07 マテバシイ:今年咲いた花の実は来年、去年咲いた花の実。
これが今年の秋にどんぐりとして実る。

08 ヤナボウシ:見えているのは総砲花は真中に、花はこれから実は集合果となって食べられる。

09 ベニバナトチノキ:トチノキの園芸種、花は咲くが余り実を着けない。

10 白っぽい葉は何の木でしょうか?香椿(ちゃんちん)中国からの樹木で若葉は食べられるとか。