第212回昭和の森自然観察会
昭和の森の土で「どろだんご」
~昭和の森のどの土を使ったら、即席どろだんごが作れるか、挑戦してみよう~
開 催 2009年8月9日(日)  天気:晴れ
参加者 子ども38名 大人31名 指導員23名 合計92名
担当指導員 須田聰惠 高井昭夫 丸山泰三
写真・報告 武田宏子(千葉市)
 真夏の暑さに負けず、大勢の参加者が集まりました。担当の指導員が作成したぴかぴかのどろだんごは、ショーウインドーに並べられたチョコレート菓子のようで、思わず食べたくなるような出来栄え。参加者の一人一人が自分で昭和の森の土(関東ローム層)を採取し、地球を握りしめ土と語らいながら、ぴかぴか即席どろだんごを作成。最初は見ていた大人たちもすっかりはまって、みんなにこにこ。自分の作ったどろだんごを誇らしげに、大切に家に持ち帰りました。わずかな時間で、幅広い年齢層の参加者を大満足させた光るどろだんごの魅力。担当指導員の手間暇かけた周到な準備と研究に感謝!!
写 真 集

01 受付開始!!展示の光るだんごと草バッタをもって… 「早く作りたいな」と3兄妹

02 今日の担当者 即席だんご作り名人の3兄妹。昭和の森の地層の成り立ちを紙芝居でお話。

03 「今日はこのB層の赤土『関東ローム層』で即席どろだんごを作ります。」
みんな熱心に聞いています。

04 この赤土で作るのだね。 「だんご一つはお茶碗一杯の土」
と言いながら、土を採取する子どもたち。

05 指導員が作り方を実演。「このように土と親しんでください!!」 見ている方も真剣です。

06 「さあ、やるぞ。」 ちょっと湿っている赤土を手のひらでしっかり握りしめ、
まずは、土台作りに挑戦!!

07 おばあちゃん、なかなか固まらないね。あきらめずにがんばってね。
土台作りが何よりも大事なのよ。

08 おとうさんと楽しそう。「どうぞ、たんと召し上がれ」「うっ、これはうまい」… 
丸く固く なってきたぞ。

09 乾いた土(赤土を乾かしふるいにかけたもの)を土台に振りかけて、
ひたすら 握る、丸める、丸める。

10 手のひらの上で、ころころ ころころ。 まんまるい、まんまるなおだんごにな~れ!!

11 皮膜つくり。さら粉(粘土)を両手に付け、つるつるになるまでこすりつける。

12 フェルトやストッキングで やさしく、やさしくこすって 
乾いたどろだんごを磨く。光ってきたよ!!

13 やった!!完成だ。これを見よ。すごいだろう。ぼくのお父さんが作った即席どろだんご。

14 振り返り。みんなで楽しくできてうれしかった。ぴかぴかのどろだんごができてうれしかった。
土台づくりがむずかしかった。