研修 古利根沼周辺を紫外線カメラで
開 催 2011年4月24日(日) 天気:晴
場 所 古利根沼周辺 千葉生態研究所
 講 師 浅間 茂氏
担当指導員 盛一 昭代
参加者 指導員17名 他2名
写真・報告 晝間初枝(四街道市)
   新緑のまばゆい古利根沼は、明治末期、蛇行していた利根川をまっすぐに改修した際に取り残されたところで斜面林が湖面に迫る景観がとても美しい所です。はじめに、人間には見えない紫外線を通す(紫外線)カメラで道端の花を撮影、浮かび上がる様々な模様を見ながら蜜や花粉を求めてやってくる虫の目の世界にふれました。午後は、浅間先生が研究に没頭される生態研究所で、ミクロの世界を楽しみました。高倍率の電子顕微鏡は、肉眼では見えない不思議な世界を瞬時に映し出して、複雑なつくりになっている植物の姿を見て感動の連続でした。散策の道々、クモをはじめとする様々ないきものの生態についてのお話も興味深く充実した研修会でした。
写 真 集

01  クモの生態についての話はとても興味深い。

02  木の幹にへばりついているクモの卵のうを見ながら…

03  紫外線カメラで見る虫の目の世界の話、早く覗いてみたい!

04  紫外線カメラでハルジオンを撮影、虫にはどう見えるのかな?

05  紫外線を通すと蜜や花粉のあるところが黒い模様となって見える。

06  オオタカの巣を見上げて歩く心地よい雑木林の散策路。

07  電子顕微鏡を操作する浅間先生。(千葉生態研究所にて)

08  スギナの袴を電子顕微鏡で見る。倍率を上げると驚きの声が!

09  ハナアブの翅 ―電子顕微鏡写真―