東葛しぜん特別観察会
「春の自然をじっくり学び、楽しく観察しよう(春編)
日 時 2015年4月18日(土)10~15時 天気:晴
場 所 21世紀の森と広場(松戸市) パークセンターと共催
参加者 一般11名、会員10名
担当指導員 渋谷(孝)・田中
事務局 三嶋
オブザーバー 高橋・田島
報 告 三嶋秀恒(松戸市)
  初心者向けの基礎的な内容で、①自然観察のコツ、マナー、②春ってどんな季節だろう? 少数派も? ③分類のざっくりした復習、④植物の生き方の全体的なこと、⑤花は誰のために美しく咲くのか? ⑥自然観察の手法の紹介、⑦野外で実際に楽しく自然観察 などを行いました。
写 真 集

01  まずは遠景:今の季節いろいろな緑がありますね、気になる緑はどれですか?
あの明るい緑のきれいな樹形の樹を見に行きましょう。

02  「たくさん落ちている黒い小さなバナナみたいなのは何? 実? タネ?
枝には何かついていませんか?」とみんなで見たら雌花(咲き終わったもの)が見つかりました。

03  お日様が良く当たるところのタンポポは背が低いまま上を向いて咲いていますね。
その後一度寝て休んでいます。でも綿毛になるとこんなに背が高くなる…なぜでしょう?

04  カラスノエンドウをじっくり観察してみましょう! 葉の先が巻きひげになっていて絡みついて立ちあがっています。茎は頑丈ですか? 材料費節約で弱々しい茎ですがうまく上に伸びていけるんですね。托葉の黒いところ、虫めがねで見てみましょう。

05  オニグルミ・ハンノキの雄花、カラスノエンドウ、ツボスミレが綺麗でした。

06  ここには、コナラなどドングリから芽生えた若木が育っています。ここでこのまま育つでしょうか?

07  サクラの木にクモの巣のような塊が見えますね。
これはジョロウグモの卵のうで、5月ごろに孵化します。

08  ヤツデ(八手)は天狗の羽団扇とも言われて、葉は掌状に深裂しています。
実際にはいくつに分かれていますか? 葉の全体の様子を見てみると、
下の葉ほど柄を長く伸ばして日陰でも少しでも陽を受けられるような工夫があります。

09  シロダモの新葉は、まるで ビロードのような絹毛におおわれています。
ぜひ触って手触りを楽しみましょう。この季節ならではの感触を楽しみましょう

10  「フィールドビンゴ」と「色紙とそっくり同じ色を自然の中で探してみよう!」をやってみました。それぞれ新たな発見がありました。